shinkato vs. the world

日記とかを不定期に書きます。

傑作乱立の1月~3月とか

昨年から支社の敷地に配送センターを立てており、3月中旬に竣工で工事がいよいよ佳境なわけだが、昨日は既存センターから新センターへ引く光回線の配管工事の立ち合い。スマホを見たら12000歩も歩いてましたよ。昨日は外気温が高く、既存庫内(冷蔵)と外との行き来は汗かいたり寒かったりでなかなか身体にきますね。年だから。新センターでも、現状稼働中の庫内システムを動かすために、約300mのぶっとい光回線を天井からだったり下からだったりエイサエイサって通していくという、まあ地道な作業をほぼ丸一日見ていたわけだが、つまらないと思いきやで、工事の作業の方々の会話を聞いていると次第に次の工程が予測できたり、問題が見えてきたりと、何もないところからシステムを導入するということはこういうことだよねという意味で、今まで経験のないところに立ち会えて勉強になった。

 

で、今日は本社停電対応(またですよ…)。昼過ぎに終わって、今日は14日なのでTOHOシネマズで『スティーブ・ジョブズ』を1100円で鑑賞。


映画『スティーブ・ジョブズ』予告編(90秒版)

まがいなりにもITに携わっている人間として、こういうのは必ず観るわけですが、ここ数年では『ソーシャル・ネットワーク』『her 世界に一つの彼女』とか、ジョブズが亡くなった直後の『スティーブ・ジョブズ』とか…でしょうか。あ、あと『黄金を抱いて飛べ』の桐谷健太さんのSE役も、描写はともかく役どころとしては良かったな…みたいな感じだが、それらと比較しても今回の『スティーブ・ジョブズ』は専門的描写の違和感を全く感じない点が良かった。それは舞台設定が限定されているのと、ジョブズ自身の人間性がクローズアップされ、彼の功績の描写はほぼ無しという点が大きい。でもそれは、ある程度の脳内補完が必要でジョブズのことをご存知ない人は、鑑賞は厳しいとも言えるだろう。でもですね、ジョブズのことをざっくり知っている(ウィキペディア程度)人にとってはちょいちょい出てくるキーワードで熱いものを感じるだろうし、たたみかけるような会話にのめりこむこと間違いないです。「あんなにスマートなデバイスを作った人の、あんなにスマートでない人生」っていうのが見どころでしょう。安定のケイト・ウィンスレットもやっぱり良いです。本作はジャンルで言うと『フォックス・キャッチャー』的な<現実でそばにいたら最悪な奴だけど、映画で見るとなんで泣けてしまうんだろうモノ>に属しますね。やはり僕は大好きです。

 

それにしても、今年は今のところ『イット・フォローズ』『ブリッジ・オブ・スパイ』『ブラック・スキャンダル』『ザ・ウォーク』『オデッセイ』『死刑台のエレベーター』『キャロル』『スティーブ・ジョブズ』の8本観てますが、まーどれも傑作で、やっぱり年初ってアカデミー控えてたりするから良いのが掛かりますね(*´▽`*)それぞれで思う事あるけどじっくり書けるものはおいおい書いていくとして、現時点では『オデッセイ』『キャロル』の2つが僕はかなり好きでした。この全く違う2作、以外にも共通点がありました。これ。 


Abba - Waterloo

 

今日は鑑賞後、なんとなく疲れのようなものがあり、良いもの食べないとと思って鑑賞後にトンカツ食って帰宅。そして月曜がまた始まるっていう…(-.-)でも今週は真ん中に連休をとったのでまず明日と明後日がんばろう。

 

ワイルド・サイドを行け!

その感じ方は例年通りでありながらも、やはり「1月がもう終わってしまった」と口に出してしまう最近だが、それを何年も繰り返し、気が付けば人生も後半のページ、なのに未だ半端なステージ、時にゃ手痛く食らっちまうダメージ、まるでいつか使う予定のマイレージ、みたいにひたすら溜め込むデカいイメージ…と「ONCE AGEIN」してしまうくらいのゆるい感じが今の時間帯なのだが、明日からの(最近特に)慌ただしい日々を思う憂鬱の浸食がそろそろ始まるのだ(-.-)

先日観た『ザ・ウォーク』は109シネマズグランベリーモール(南町田)でIMAX3D鑑賞したのだが、初めて自分に向かって飛んできたものをよけてしまった。「うわっ」って首を振って目をつぶり、我に返った時の恥ずかしさ、思わず周りを見渡すっていうかっこ悪さ(笑)立体的に見えるだけでなく、まさにそこに自分がいる感覚。IMAXは上映が始まるときに「もう他では観れない!」的な胡散臭いCMが掛かるが、今、まんまと同じ気持ちだ。

肝心の中身だが、予告の時点で100%中身がわかってしまってるこの話を、作品として観客の興味を持続させ、堂々たる作品として成立させたのは視覚効果よりも、ジョセフ・ゴードン=レヴィットの演技力が大きいと思った。しなやかな身体バランス、豊かな表情、軽いノリの中にも芯のある行動。実在した「フィリップ・プティ」像を見事に自身と重ね合わせたと思う。特に表情の豊かさに関しては、ロバート・ゼメキス監督は彼に若き日のマイケル・J・フォックスを見たのではないだろうか?

最後、色々遊び過ぎじゃない?捕まるのは想定内なのでは?とか思ったけど、フィリップは達成すること(結果を残すこと)が生きがいなのではなく、綱の上にいる時こそが「生」を実感する最高の瞬間なんですね。出来るだけ長くそこにいたかったっていう。観ている僕は「いいから早くやめろ!もういいよ!怖いって!おかしいだろ!」って勝手にそわそわした感じで、それは心底映画を楽しんでいるのか、作品自体に対するマイナス印象なのか、自分でもわかりません笑

しかし、1月~3月は「これぞ映画」的な大作目白押しでうれしいな。立て続けに観る時は、割引とか注意しないと簡単に1本分損したりする。

■TOHOシネマズららぽーと横浜

・駐車場

 平日無料

 土日でも鑑賞で4時間無料

■TOHOシネマズ上大岡

・駐車場

 割引無し

■109シネマズグランベリーモール

・駐車場

 鑑賞で2時間無料(但し、ポイント鑑賞だと無料にならない)

IMAX

 ポイント鑑賞不可

 

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関係ないけど、これかっこいい!

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2015年に観た映画ランキング(10位~1位)

心奪われた10本です!

 

10位『はじまりのうた』

DVDで鑑賞。ステージ上の友人に引っ張られ、いやいやながら弾き語りすることになった彼女。客の反応は決して良くはない。が、その中の一人が彼女の可能性を見出す。このシーンのフレッシュさ、美しさは序盤でありながらクライマックス級で一気に作品に惹かれます。彼氏の新曲を聴いて浮気を見破るという恐ろしい離れ技(笑)からの絶望シーンだったり、「この街がスタジオだ!」からの街中レコーディングシーンだったり、お互いのプレイリストを1個のイヤフォンで聴きながら街を歩くシーンだったり、とにかくキーラ・ナイトレイが素晴らしいです。彼女のベストアクトであることは間違いないでしょう!『ピッチ・パーフェクト2』に続いてヘイリー・スタインフェルドちゃんの内気な少女がやるときゃやる演技も良いし、好きなところを挙げたらきりがない。いわゆる「負け犬たちのワンザゲン映画」やはりこれも超おすすめです!

 

9位『海街diary

ここ何年かの是枝作品は、無条件に期待だけを持ってスクリーンの座席に腰を下ろすことが出来、それに応えてくれるのは前提、どのくらい期待を越えてくれるかだけが未知数というくらいの信頼感と安定感がありますね。製作するにあたりネガティブな要素になり兼ねない、スター(過ぎる人)のキャスティングだったり、テレビ局出資の作品だったり、そして漫画の実写化だったり…それらを「壁」として乗り越えるのではなく、合気道のように作品のパワーとして取り入れているような映像は2015年の邦画の中でもトップクラスに必見なのですが、興行収入ランキングがこんな感じ(-.-)2015年もっとも美しいシーンはこの作品の中にありますよ!あそこのあのシーン!

鑑賞時の俺の感想

 

8位『セッション』

「痛快」って言葉を、字面で解釈すると「イタ気持ちいい」ってことですかね?だとすると、これはほんっと痛快ですよ。才能を持ち、その才能を自覚して受け入れ、逃げることなくストイックに大きな壁に立ち向かう、マイルズ・テラー演じるアンドリュー君は、とても好感が持てますね。あんなかわいい彼女を…バカじゃん!って思う節もありますが、いや、若さ故の過ち含めて魅力的です。そしてもう一つ、悪役(こう呼ぶに相応しい)フレッチャー先生が心底えげつないのが最高。ラストの切れ味は2015年ダントツでNO.1でしょう。いやー、俺の周りにも、すごいやなやつで、徹底的に打ち負かしたいっていう敵、現れないかなーと思いました(笑)いや、いるかもしれないな!

鑑賞後の俺の感想

 

7位『恋人たち』

例えば1ラウンドKO負けした元チャンピオンの中年ボクサーが奮起して返り咲く物語があるとすれば、それはわかりやすい「再生」の物語ですが、この作品を見て「再生」は、絶望を受け入れた時点から既にはじまっているものであり、大小あれど私たちの生活の中で頻繁に訪れていることなのかなと思いました。絶望は意識せざるを得ないが、「再生」は意識することが少ない。それを意識することで、何か良い方向に向かうのではないかとも思いました。という僕の感想ですが、この作品は多面的なので10人観たら10通りの感想があるでしょう。自分以外の感想を聞いてみたくなります。群像劇とはそういうものなんですね。映画はやはりいいものだなと思わせてくれましたよ。

鑑賞後の俺の感想

 

6位『ルック・オブ・サイレンス』

これは鑑賞後のブログ時一番がんばって調べたりしたので自分を甘やかして順位が高いですね(笑)。『アクト・オブ・キリング』と合わせてこのシリーズ2作は今まで観たドキュメンタリーと比較しても郡抜きでしたよ。たった50年前、インドネシアでそのとき何が起こったのかを「個」のレベルで浮彫りにさせた命がけのアイデアと撮影手法。全ての人に観てほしいです。

僕は本作のパンフレットにも寄稿している想田和弘監督作品が好きでドキュメンタリーに興味を持つようになりましたが、今年は想田監督の『牡蠣工場』がありますよ!超楽しみ!

鑑賞後の俺の感想

 

5位『野火』

これは順位とかそういう問題じゃないですね。漠然とではなく心底「戦争をしてはいけない」と思うことが必要に迫られている(こういう言い方になる事自体が戦争体験した国として情けないですよね)、日本人の目に触れるべき作品だと思いました。全国の高校で上映しても良いと思います。強烈なスプラッタ描写は言うまでもなしですが、塚本晋也監督自ら演じる男が戦争から帰ってきた後の生活のシーンは、今までの日本の戦争映画には無かったものであり、これこそがリアリティなのだなという「恐怖」を観る人に植え付ける正しい作品。ずっと忘れることは出来ないと思います。

鑑賞後の俺の感想

 

4位『フォックス・キャッチャー』

これはDVDで鑑賞しましたが、感想を書こうとしてなかなかまとまらずに結局更新できませんでした(-.-)普段の生活では他人のことを真剣に考える機会というのはなかなかあるもんじゃないですが、登場人物のことを真剣に考え、そこに自分と重なる部分を見出す、みたいな頭を働かせて、普段の生活にフィードバックしたりできるのが映画の良いところの一つだと思いますが、『フォックス・キャッチャー』はその辺りの脳を激しく刺激する作品ですね。富豪と、オリンピックチャンピオンの兄弟。境遇が異なる私たちが何故彼らに感情移入してしまうのか、是非観て確かめていただきたいです。昨日も観直しましたがやっぱり好き。

 

3位『ストレイト・アウタ・コンプトン』

2015年一番最後に観たのがこれです。鑑賞後のガン上がり具合も記憶に新しいので順位も高くなっちゃいます。ギャングスタ・ラップの代表格NWAの伝記ですが、コアなファンも納得、NWA入門編としても素晴らしい出来だと思います。イージー・E、ドクター・ドレー、アイスキューブ、3人の青春映画としても最高です。こういう偏ったジャンルの作品が全米公開当時『ミッション:インポッシブル』を抜いてまさかの全米興収1位になったのは、彼らが80年代後半「FXXX THE POLICE」を製作するに至ったバックボーンが残念ながら未だに社会問題として根強く残っていることがヒットの要因の一つと言えるでしょう。今年のオスカーもそうですよね。「ノミニー全てが白人」たまたまそういうことがあったって可笑しくはないのでは?と思ってましたが、そこを問題提起しなければならない状況っていうのがやばくて、僕が思っている以上に未だに人種差別問題というのは大きな問題としてあるのだな…とか考えました。

いやー、それにしてもドレーが今やアップルの重役になるなんて、誰が予想したでしょうか?なんてこった、ですよね。

 

2位『スターウォーズ フォースの覚醒』

公開1か月前の初回チケット争奪戦では油断して横浜市内のチケットを獲得できず109シネマズ湘南での鑑賞になったことだったり、コスプレイヤーライトセーバーを振り回す上映前の人たちの盛り上がり方だったり、マスコミの過剰ともいえる宣伝具合だったり、場外的なところでも超楽しかったですね。と、こうして振り返って幸せな気持ちになれるのも作品そのものが素晴らしかったからでしょう。

やっぱりep.4~6の要素が盛りだくさんなところが最高なわけだが、この「新しさの前に信頼を回復」的な部分に力を注いだJ.J.の采配は正しい。「ドーハの悲劇」的な扱いをされているプリクエル3部作以降のスターウォーズ・サーガへの不信感の払拭、この一点突破で全てがうまく転がる確信があったのだろう。これだけ旧作ファンを満足させて(a.k.a.甘やかして)くれると、新キャラ達も魅力的に見えるし、現に素晴らしかったですよね。町山智浩さんは「決定的に新しかったのはカイロ・レン、あの中二病っぷりはまさに現代の若者だよね」と仰ってますがまさにその通りで僕もカイロ・レンのぎゃーぎゃーやってるとこを見ながら誰かに似てるって思いました。彼がこれからどうなって行くのかというのが物語の大きなポイントになるでしょう。

レジスタンス側の新キャラ、レイとフィンも良かったなー。惑星ジャクーを脱出するために船を探し「古いのはだめ!なるべく新しいのがいい!」と新しい船を見つけ、乗り込もうとした直前にファースト・オーダー軍が船を爆破。「古くてもしょうがないわ!あれで!」って向かう先に見えるのがミレニアム・ファルコン、そしていい感じの音楽…って…絶対泣きますよ…。

満足感だけではなく、謎や期待をたくさん残しているところも良い。ポスター等で結構な露出具合を見せていて僕も結構期待していたキャプテン・ファズマの活躍は今回ほとんどなし。前述したカイロ・レンも今後どう化けていくか…とか。ところでハン・ソロが叫んだカイロ・レンの本名って「あの人」と同じだけど、何か意味があるんでしょうか?とかとか。いやーep.8楽しみだなー。ライアン・ジョンソン監督、頼むからお願いしますって感じ。

 

1位『マッドマックス 怒りのデス・ロード』

30位あたりから既に最高だの素晴らしいだの言ってるので順位に全く信ぴょう性が無いですが、それでもこれはダントツで1位ですね。長い期間を経ての続編公開という高いハードルを『スターウォーズ』『マッドマックス』の2作は全く異なる方法でクリアしたってろこが興味深い。

正直、スターウォーズにはハッキリとどうすれば成功するかの「答え」がありましたよね。前述したとおり、ファンの不信感の払拭ですよ。いちファンであったJ.J.がメガフォンをとったことは、皮肉にもジョージ・ルーカスが監督をするよりも「答え」に近かったのかもしれないな。

一方マッドマックスは、振るわなかった「サンダードーム(シリーズ3作目)」があるにしろ、もう過去の話で「マッドマックスマッドマックス2→カルト・ムービーの金字塔」としてクラシックになっているし、過去を踏まえた「答え」を探すという行為はジョージ・ミラー監督にはなく、とにかくこの長期間で恐ろしい程にストーリーを練り上げることだけをしたわけです。

例えば、練りに練ったストーリーの中には、フュリオサが大隊長になるまでのストーリーもあるとジョージ・ミラーは言ってますが、本編ではそこは一切無し。でも!終盤でついにイモータンを捉えたフュリオサがイモータンに向かって言った一言。ここは数秒のシーンですが、それだけで僕らが知らないフュリオサの壮絶(であろう)な過去を創造させてくれるんですよね。膨れ上がったストーリーの本質は残したままこれ以上は無理ってところまで洗練させてるっていう…。

そして「見たことが無いものを見た」という感覚。これが一番大きいです。挙げるときりがないし、未だに(DVDで)観るたびに新しい発見があるのですが、一つ挙げてみると、この作品は同時進行で色んなことが起こってるんですよね…

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走行中の車上で敵に付けられた↑の口枷を外そうとマックスはヤスリを見つけてゴシゴシし始めるのですが、それと並行して周りではどんどん状況が緊迫してるんです。ゴシゴシしながらも敵を倒したり、仲間を助けたり…結構長い時間ゴシゴシするんですがその違和感が面白かったりするんですよねー(字で書いても面白さ伝わりませんね)。とにかく画面内の情報量とスピード感がすごい。使い倒された「ノンストップ・アクション」という言葉は今後、使いにくくなるでしょうね。

あと、フュリオサの故郷に着いた夜、砂漠を不気味に歩く胴体のみで棒のような手足で四足歩行するあれ、何だろう…。。とか、やっぱりギター男とか、色々気になるんです。

映画秘宝」2015年1位は妥当なのですが、なんと「キネマ旬報」も1位(同作品1位は初めてみたい)。映画批評界の権威側だったキネ旬へのカウンターとして登場した映画秘宝が、ここ何年かで権威を奪うかという勢いで台頭したことで、キネ旬が歩み寄ったという見方もありますが、僕は『マッド・マックス怒りのデス・ロード』が映画の本質部分で良い作品であるからこその結果だと思います。どんな見方をしたって良いものは良い!っていう。オスカーも獲っちゃえば良いのに。

鑑賞後の俺の感想

 

以上です。

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2015年に観た映画ランキング(20位~11位)

 

20位『VISIT』

シャマラン復活の傑作でしたよ。観る側にサスペンスホラー的なものを想像させるだけさせるっていう久しぶりのシャマラン節炸裂で「違うんかい!」とか「何もしないんかい!」っていう突っ込みを、声を出してしたくなる程面白かったなー。潔癖気味の少年ラッパーT-ダイヤモンド君が最高で、全部持っていきますね。2015年ベストエンドロール。なぜこんなに暖かい気持ちになるんだろう!

 

19位『クリード チャンプを継ぐ男』 

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このポスターが全てで、映画の中に新しい情報は全くない(笑)けど、やっぱり熱くなりますよ!過去作のロッキーを復習し、脳内をアポロ(ロッキーのライバルね)に感情移入させといて観るのがお勧めですね。『ロッキー』と最も異なる点はクリードの「ハングリーじゃない故のコンプレックス」という心理描写でしょう。ここは多くの人々の共感を得ると思います。音楽面でもNASの『Bridging the Gap』あたりはロッキーの「本質」をとらえたまま現代版にアップデートした作品としては絶妙の選曲でしょう。「本質」とはつまり「やるかやらないかでやる方を選んだ人たちの物語」ですよね!

 

18位『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』

「全編長回し(っぽく見せる撮影技術)」という画期的さのみがクローズアップされがちですが、それはあくまで手段であり、アレハンドロ・G・イニャリトゥ(言いにくいし書きにくい)監督の「結局、人生とは長回しのようなもの。人は誰でもそれぞれの現実に捕われている」という言葉を映画で表現するために避けて通れない壁を見事突破したことが称賛に価するかと。音楽へのアプローチもそうだし、かなり挑戦的且つ意欲的なこの作品が、2015年アカデミー作品賞っていうのが嬉しいですよね。そしてノリに乗っているイニャリトゥ監督は今年、『レヴェナント』で無冠の帝王デカプをついにオスカー俳優に導くか期待ですね!

鑑賞後の俺の感想

 

17位『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』

CGアクションを多用する作品群のピークが一段落し、生身のアクションを重視する作品が増えてきた昨今ですが、一貫して「どれだけ自分でやるか」に命がけで挑み続けてきたトム・クルーズがキャリア最高のアクション。ここにきてシーンの最先端に躍り出た決定打的作品ではないでしょうか。めちゃくちゃ面白いですよ。飛行機にしがみついちゃったら、もう地球にはしがみつけないもの無いだろうから、次が心配(笑)

鑑賞後の俺の感想

 

16位『007スペクター』

 前作『スカイフォール』は、硬派なダニエル・クレイグ版ボンド像を究極まで振り切らせて生み出された傑作だったわけですが、その後ファンの間で流れていた「この先苦しくないか?」説を見事覆し、本来の007シリーズに「現状復帰」させたサム・メンデスの手腕に脱帽ですよ。自分でかき回し、自分で終息させた映画界のアイアンマンですね(笑)。

鑑賞後の俺の感想

 

15位『私たちのハァハァ』

クリープハイプ大好き女子高生4人組がライブの為にチャリンコで東京に向かうというロードムービーなのですが、一番グッときたのは4人の中でもクリープハイプへの愛の形は異なっていて、そこから生まれる軋轢の部分ですね。あと、旅の途中に出会うお姉さんが4人をクラブに連れて行き、クリープハイプが掛かってガン上がりする4人がDJブースを見るとお姉さんが手を振ってるとこは、2015年ベストお姉さん賞で惚れます。

LINEの画面を表示させてやり取りを見せる手法は米ドラマ『ハウス・オブ・カード』以降?日本でもかなり真似されてますよね(ハウス~はLINEじゃないけど)。でもなぜかセリフをかぶせたり、どうでもいいタイミングだったり、残念ながらダサいものが多い気がするのですが、本作はこの手法を絶妙のタイミングで使ってて、バスの車中で沈黙のなかの4人のライングループのやり取りは息をのむクライマックスになってて素晴らしいです!

鑑賞後の俺の感想

 

14位『ナイトクローラー

たまに、ガチャピンが気持ち悪く見える時がありますが、このジェイク・ギレンホール、そんな顔してますよ。彼が演じる、ルイスの人物像がかなり興味深いです。野心を持ち、自分だけを信じてのし上がる。どんな手段を使ってでも成功の最短距離をなぞるように行動する。そこに「客観的に見たとき最高にキモい」「職業:パパラッチ」というエッセンスが加わることでバケモノ化してます。2015年キャラ立ち部門1位ですね。こういうやつ大好きです。

鑑賞後の俺の感想

 

13位『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』

2015年で観た中で一番のお勧めはこれです。まずラテン、ジャズ、ヒップホップ等、登場人物達が訪れる土地や料理に合わせた形で選曲されてる音楽が最高。陽気なトラック連発で嫌いな人はいないでしょう。そして料理。序盤の主人公とスカヨハの「料理変態プレイ」と呼んでもいいでしょう、なシーンを皮切りにとにかく美味そうなものばかり。空腹時の鑑賞は避けた方が良いです。でもって物語の根本にあるのは最近色々あったジョン・ファブロー監督の人生観であり、それが僕の心にもささりましたよ。欠点があるとすれば「何もかもうまくいってるじゃんか!」って思わなくもないが笑。それにしても手際の良いデブって、見てて気持ちいい。

鑑賞後の俺の感想

 

12位『ジェームズ・ブラウン 最高の魂を持つ男』

鑑賞してしばらくはこれ今年1番好きかもって思ってましたね。今でも思ってます。「42~世界を変えた男~」に続いてチャドウィック・ボーズマンの演技ほんと素晴らしい。パリのライヴシーンは間違いなく本人越えしてるし笑。レコーディングに顔を出したレコード会社重役がJBの歌を聴いて「サビはどこにあるんだ?」ディレクター「いや、そういうのじゃないんだ」のくだりとか最高。AメロがあってBメロがあってサビで盛り上がってというJ-POP的な日本人好みのスーパーヒーロー映画です。

鑑賞後の俺の感想

 

11位『百円の恋』

邦画は全体的に女優に遠慮してる気がしてますがもしそうだとすればこれは大問題で、思い切った演出だったり演技が無いと、良い女優も生まれないでしょう。しかし、この作品の安藤サクラは序盤から容赦なく情けない女で、自業自得もありますがかわいそうになるくらいうまくいかない毎日。その徹底的に「堕落した女」の描写があるからこそ、クライマックスの神々しいまでの輝きがあるのではないでしょうか!ガン上がりですよ。女性にもオススメですね。そして新井浩文、ダメな奴演技ほんと上手いわ。

鑑賞時の俺の感想

続く

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2015年に観た映画ランキング(43位~21位)

2015年は43本観ました。2015年劇場で観たものと、DVDで観た2015公開のものもカウントしてます。観たけど、寝てしまってほとんど理解してない『激戦 -ハート・オブ・ファイト-』『皆殺しのバラッド メキシコ麻薬戦争の光と闇』は対象外。しかしこの2つ、ほんとタイトルがかっこいいですよね。ジャケ買い失敗みたいな気分です。いや違うか、中身は良いかも知れないし。

2015年は例年より良い作品をたくさん観ることができたなーと思ってます。

 

43位『バンクーバーの朝日

ワーストってわけでもないですね。不快感も無いですし。若手代表格といえる石井裕也監督(舟を編むの)ですから、期待値が相当高まっていた分、観終わったあとはかなりズッコケました。鑑賞後の感想にも書いた通り、セリフ回しの違和感が目立ち、そこに「野球+映画」というエンターテインメント2重構造の難しさが追い打ちをかけ不自然さがかなりきわ立ってる作品になってしまったと思う。日本映画では、セリフの不自然さがノイズになってしまうことが多々あるけど、一方で「どんなに不自然だろうが気にならない!最高!」っていう映画もあるりますよね。そんな作品とこの作品違いって何だろう。あ、でもそんな中でも良い演技をしてた高畑充希ちゃんはやはり2015年ブレイクしましたね!

 

42位『Zアイランド』

宇多丸vs.般若のプチ・ビーフに乗っかって、DVDで鑑賞しましたよこれは。もうあまり覚えてないですね笑。若者のセリフ回しのノリが軽くてついていけなかったですね。あとやっぱり説明的なセリフが多いですよ。「最初嫌なやつに見えたけど、最後好きになった」っていうのを狙ってる感じがしたけど最後まで感情移入できないまま終わったし。宇多丸師匠が「せっかくの肉体美見せろよ」と仰ってた般若の体は『フリースタイルダンジョン』で堪能できますよ。

 

41位『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド』

劇場鑑賞後に更新した僕の感想で「作品の質と関係ないところで予算回収の為に2部作に分けた」という部分がありますが、それは解釈が間違っているかも知れないです。作っていくうちに予算超過の見込みになり2部作になったというのであればそれはそれで良いのかもしれない。まあそういう背景は別にしても、面白さでこの順位です。『シン・ゴジラ』どうなりますかなー。

 

40位『新宿スワン

園子温監督は結局この1本しか観なかったな。。それにしても山田孝之君、僕は大好きですね。この後のランキングでも出演作が出てきますが、演技の振れ幅が半端じゃない。『東京都北区赤羽』は映画じゃないのでランキング対象外ですが、対象とした場合かなり上位ですね。って個人を褒めることに終始してしまいたいくらい作品自体はぬるかったな…。園監督はここらで一発、実録犯罪ものとかエグイのやって欲しいなー。

鑑賞後の俺の感想

 

39位『ファンタスティック4』

これは観ているとき寝てしまったんですが、つまらなさ故の睡眠なので順位に入れてます笑。「…。おまえら、いつファンタスティックになるんだよ!」っていう、尺のバランスの悪さ。期待をバキバキへし折られました。マイルズ・テラー君やケイト・マーラちゃんっていうキャスティングで、しかもジョシュ・トランク監督。かなり期待してたんだけどなー。この作品でもありましたが「マーベルvs.監督」という構図でネガティブなトピックがちょいちょい出てくる2015年でしたな。

鑑賞後の俺の感想

 

38位『ミケランジェロ・プロジェクト』

確かこれ観たときは、コンタクトの調子が悪くてコンディションいまいちだったんだよな。見直したらもっと順位が上がるかもしれないが、当初は全くピンと来ず「(製作ジョージ・クルーニーなので)芸術を生業として生きてる人が好きそうな映画だな」と思ってしまいました。でもやはりケイト・ブランシェットは良いです。唐突だけど中島みゆきの「悪女」の詩の世界を彼女主演で映像化して欲しいですね。『キャロル』は2月公開ですね!楽しみ!

 

37位『龍三と七人の子分たち』

今やクラシック化された「ビートたけしの笑い」を楽しむという意味では乗れるとは思いますが、やっぱり北野監督は、エッジの効いたバイオレンス観たいですね。オープニングクレジットかっこいいです。

鑑賞後の俺の感想

 

36位『劇場版MOZU』

月~金でドラマを一気見して、週末に劇場版を観に行くという形で鑑賞しましたが、今となっては「あのシーンはドラマだったっけ?映画だったっけ?」みたいな感じです笑。全体を通しては楽しみましたよ。ただ、感情の盛り上がりのピークはドラマの後半の新谷が空港でスパークするあたりだったので映画自体はここら辺の順位にしました。新谷ワナビー松坂桃李くんの狂った感じは良かったと思いますが、悪い奴らがもれなくケタケタ笑い過ぎだろっていう…。ランキング的にこのあたりは「いまいちゾーン」ですが『進撃~』に続いて長谷川博己が早くも2回登場してますね。好きなんだけどなあ…。「チャオ」ってアドリブかなあ(-.-)

 

35位『さよなら歌舞伎町』

DVDで鑑賞。ものすごく細かい話ですが、前田あっちゃんの「私だけデビューするかも…」に対し染谷君「3ピースバンドだろ?」っていう序盤のやりとりはすごく不自然で、明らかに観る側に説明するためのセリフっていうのが相当むず痒かったです。神経が過敏になっているときに観たのかも知れない(笑)ただ!この作品の警官同士の不倫シーンは2015年エロい濡れ場部門で1位ですね。

 

34位『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』

2011年、まさかの実写化の発表があり、中島哲也監督には『告白』の件もあり、ネガティブな印象があったものの、それでもこの茨の道を選択したことに男気を感じ、しかしながら中島監督が降板、そこに現れた特撮の巨人、樋口真嗣監督への期待はますます高まったわけですが、評価としてはやはり茨の道になってしまった感じですかね。「世界は残酷」というパンチラインは良いと思いますが、その言葉に至るまでの描写が希薄で説得力がちょっと。あと、素早い巨人とかも見てみたかったな。でもまあ、祭りとしてかなり楽しみましたよ!2回観ましたし!

鑑賞後の俺の感想

 

33位『ネイバーズ』

DVDで観ました。引っ越してきた家族と男子大学生グループの騒音をめぐる争いがどんどんエスカレートしていって…サクッと観れるし、笑えるし、良いですよ。男子大学生たちが周りの住人を味方にするための工夫や金の工面の仕方が下品で最高です笑 やっぱりコメディは公開規模小さいですね…。

 

32位『ジョーカー・ゲーム

スパイアクションの傑作がたくさんあった2015年でしたが、その口火を切ったのが『ジョーカー・ゲーム』だったと思いますよ。「亀梨くんといえばコレ」みたいな感じになり得るはまり役だし、続編希望したいな。そして入江悠監督、今年は『太陽』ですね!楽しみです。

鑑賞後の俺の感想

 

31位『チャッピー』

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「AI(人工知能)・ミーツ・ギャング」っていう、この写真とか最高なわけですが、落ち着くところは友情だったり母性だったりと、結構ベタに感動するんです傑作ですね。今年(2016年)起こる話っていう設定です。ヒュー・ジャックマンのめずらしくストレートに嫌なヤツ演技も良い。

鑑賞後の俺の感想

 

30位『22ジャンプストリート』

DVDで鑑賞。ってか前作『21ジャンプストリート』の日本DVDスルー時、かなりブーイングだったと思うのですが、やはり今回も日本劇場公開無しですか…。やはり「映画をわいわい楽しむ」っていう文化自体が日本には根付いてないのでしょうね。こんなに面白いのに。監督のフィル・ロード&クリス・ミラーは『くもり時々ミートボール』『レゴ・ムービー』だし、2018年のハン・ソロのスピンオフも決まってるし、のりにのってるクリエーターなので『21~』と合わせて今観ておくことをお勧めします!

 

29位『アントマン

『アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン』で、まあ壮大になり過ぎているMARVELシリーズで息抜き的な役割を果たしてたと思います。しかも今年公開『キャプテン・アメリカ シビルウォー』にも参戦っていうことで、MARVELはほんと商業的な側面でもエグい戦略を引いてくるわけですが、そこがクローズアップ批判されないのはやはり作品自体のクオリティの高さなんでしょうね。悔しいけど面白いっていう(笑)個人的には「ダメな中年が頑張る映画」はその設定だけで加点されますね笑。ヒロイン、エヴァンジェリン・リリーが男前で良いです!

 

28位『新幹線大爆破

以前からDVDで観たことはあったのですが、TOHOシネマズでやってる「午前10時の映画祭」でやるってことで、念願のスクリーン鑑賞しました。やはり相当面白かったので旧作ですが順位に入れます。前述した「突っ込みどころ満載さを熱量でカバーする作品」の典型で、上映時間の152分を全く感じさせない面白さ。若き日の高倉健は異常にかっこいいし。今とは異なる「勢い」を感じる日本映画ですね。ところで今年は北海道新幹線がいよいよ開通しますよ。

 

27位『バクマン。

映像の作りこみがほんと丁寧というか、クオリティ高いなーと思いましたが、結構サクッと壁を超える感じだったり、全体的にあっさり風味のまま終わってしまった印象で物足りなさを感じました。が、世間の評価は高かったですね。ネタばれしないように書きますがこの映画には、別々なタイミングで観た人が「あれすごいよねー」と話あえる絶対に見逃すことのない全ての人が心を動かすシーン(?)がありますね。そういう映画は強いでしょう。あと神木隆之介くんは、同性にも「かわいい」と思わせる何かを持ってて好きです(笑)。

 

26位『ピッチ・パーフェクト』

2015年の洋画コメディではこのシリーズが一番好きです。『バンクーバーの朝日』同様、映画の中でエンターテインメントする難しさがあるのですが、登場人物のキャラ立ちの良さと抜群の音楽センスで難なくクリアしてますね。「映画」という大きな枠で語る時日本の作品は決して負けてないという結論になることに異論は無いですが、その先でジャンルを絞り、例えば「コメディ」という枠で比較すると、明らかに日本は見劣りし、その原因の一つは作る人たちの「本気さ」じゃないでしょうか。

鑑賞後の俺の感想

 

25位『WILD STYLE』

1983年日本公開ですが、今年リバイバル上映されたました。今では当たり前のように日本にも存在しているヒップホップ文化がニューヨーク、サウス・ブロンクスで誕生する背景だったり、瞬間(!)だったり。かなり興味深いですし、この作品に留まらず、ヒップホップについて色々知りたくなりましたね。

文化系のためのヒップホップ入門 (いりぐちアルテス002)

文化系のためのヒップホップ入門 (いりぐちアルテス002)

 

合わせてこの本も読みましたが面白かったです。

鑑賞後の俺の感想

 

24位『ted2』

※もうこのあたりから1位級ですよ笑

↑は予告ではなく「不謹慎すぎる本編映像」です笑。まあ笑いましたね。抜群の安定感。1のミラ・クニスが好きだったので今回出てなくて心配でしたが、今回から登場のアマンダ・セイフライドちゃんのノリのいいこと笑。一面に広がるガンジャ畑を前にした時の3人の表情。あのシーンは2015ベスト級ですね。

 

23位『キングスマン』

フォー!って感じですよ。『キック・アス』以降、マシュー・ボーンはいまいちだったけど、教会のあのシーンだったりオチが下品だったり、久々に最高なやつやってくれましたよね!しいて言えば携帯を使ってXXXっていう敵のやり口は現代風だしまあわかるんだけど、描写がイマイチ乗れなかったかも。いや、まあ面白いですよやっぱり。

 

22位『ピッチ・パーフェクト2』

2よりスケールが大きくなり、オバマ大統領が登場するオープニングは1とまったく同じパターンでありながらやっぱり笑ってしまいました。サントラにも収録されていますが、映画が始まるときのユニバーサルのファンファーレがアカパラバージョンでそういうちょっとした工夫も粋な感じでいいなあと思います。

 

21位『アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン』

鑑賞後にブログを更新した時は「コアファンも一見さんも楽しめるように出来ていてすごい」という内容を書きましたが、やはり一見さんが楽しめるのはココがギリギリな感じかもですね。今年はいよいよキャプテン・アメリカとアイアンマンが本格的にもめ始めて、いよいよクライマックスへ向かうわけですが、過去作を観て追いつくなら今ですね。全てを観なくてもキャプテン・アメリカとアイアンマンを押さえて、その他好きなやつを観るくらいしておけば、これから最高に楽しめることでしょう。

鑑賞後の俺の感想

 

続く

shinkato109.hatenablog.com

 

かあさーん!!

2015年はブログを結構がんばって更新していたのですが、終盤に完全に追いつかなくなり、映画だけで考えると最も頑張らなければならなかった12月をほぼ更新なしでスルーしてしまってる辺りほんと俺はって感じですが、今年もよろしくお願いします。

ここ何年かは年始に1年見た映画を振り返り、好きな順に勝手にランキングしていって公開してますが、2015年版もやろうと思ってます。これを考えている時間が楽しいので。

 

ところで紅白で森進一が、おふくろさんの最後「かあさーん!!」って叫んでましたよね。あれ面白かったなあ。あれを超える「笑ってはいけない」は無いんじゃないか?と思いつつこれから録画した笑ってはいけないを見ます。

12/15

毎朝、6:30に家を出ると問題なく8:00までに会社に着くが、10分遅れると、下川井インターが激混状態になり、緊迫状態っていう通勤生活なのだが、年末は通常時より混雑する。5年前に転職し、都内から引っ越してきて、それまで慣れていた1時間半の電車通勤に比べれば全然大したことないのだが、最近はもっと会社に近いところに引っ越した方が楽だなと思ったりもする。

会社に到着し、朝礼をして、たばこを吸って、コーヒーを買い、メールをチェックし、通常業務に入るっていう毎日。今日はソフトウェアライセンスの整理や使いまわしPCのセットアップ段取り作成して依頼。これほどめんどくさく且つ報われない(評価されない)仕事はないかもしれない。が、ケイオス状態からごくわずかでもすっきり整理されていくことの小さな喜び、そんなもの誰もわかってくれなくてもいい。ただ、ここぞというときにドヤって出来る場面があるかすらわからないが、その為の準備っていうことにしておこう。

夕方から支社へ移動。関連会社のシステムのアップデート作業。ユーザの業務終了後に実施するので終了したのは21:00。このシステムはやってて本当に憂鬱だ。責任の所在。まるでオリジネイターでありながらスターウォーズの脚本を却下されたジョージ・ルーカス状態な「何か」が蔓延ってるわけだが、別に俺も一般的な正論を振りかざすつもりもない。でも「俺の正論」は持ち続け、主張も必要だろう。

明日は朝から支社。明後日は忘年会。そしてスターウォーズ休暇(笑)ツムツムにスターウォーズキャラが登場しているという情報を得、一度は俺のスマホから消したものを再インストール(笑)とりあえず出来る限りフォースと共にありたいので。

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そういえば最近、中古の7番だけ持って、打ちっぱなしに行き始めた。俺は本当にどこに向かっているんだろう。あと、失敗して傷つかないよう、やってないようでやってる感じでダイエットをしている。顎らへんをシュッとすべく。