shinkato vs. the world

日記とかを不定期に書きます。

『ハウス・オブ・カード -野望の階段-』

観ちゃいましたよ。

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まず、監督:デヴィット・フィンチャー+主演:ケヴィン・スペイシー。あの『セブン』の組み合わせですから期待せずにはいられないでしょう(因みにフィンチャー監督『ソーシャル・ネットワーク』の製作総指揮はケヴィン・スペイシーなんですね)。

そしてもう一つ注目すべきは、これ、テレビドラマではなく13話/1シーズンを一挙ネット配信っていう手法をとってることですね。つまり、イッキ見出来るんですよ。俺はDVDレンタルでシーズン2までイッキ見しましたが、2015/3/17現在、アメリカではシーズン3が配信されているようで・・見た過ぎて気がおかしくなりそうです。

テレビではなくネット配信…これが意味することは色々あると思いますが、間違いなく一つあげられるのは「外部からの規制が少ないことによって表現の自由度が高まる」ことでしょう。スポンサーの顔を伺うだったり、放送倫理的なものを気にしたりする必要が無い。テレビでは出来ない過激な描写を映画でやるように、このドラマも限りなく外部からの規制が少ない環境で作られたわけです。そして1シーズンの製作費100億円!

等々、色々ある外堀情報だけでも、興味が出てくるわけですが、シーズン2まで観終わった今、思うことは、そんな情報どうでもよくなるくらい面白すぎるということです!

また規制の話になりますが、それがないということは、製作者の「本質」がむき出しになるわけで「これやりすぎかなあ」「俺、変態と思われないかなあ・・」とかいう葛藤があったりするのかな・・それってある意味やりにくいよな・・とか庶民の俺は思ったりしましたが、本物の表現者にはそんな心配は全く必要ないのですね。「フィンチャー&スペイシー、ほんとありがとう!あんたら本物の表現者だわ!」と言いたいですよ。シーズン1のコピー<これは13時間の映画です>に偽りまったくなしですね。いや、現時点で39時間の映画ですよこれは!

かなり好きになってしまったので内容にもおいおい触れていこうと思います。シーズン3早く観たいなあ・・

 

「たまむすび」で町山さんもハウス・オブ・カードについて語ってました!

※注意※若干ネタバレ入ってますので観てから聞いた方がいいですよ!

 


町山智浩 海外ドラマ ハウスオブカード - YouTube