STAR WARSもうすぐですよ。
いよいよ近づいてきました。12/18(Sat)18:30全国同時上映『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』。何せ、1983年の「エピソードⅥ/ジェダイの帰還(復讐)」から30何年ぶりに物語が前に進むということで、ファンの期待は最高潮に達していることでしょう。僕もチケットは予約しましたし、気持ちは盛り上がってきてます。今日もセブンイレブンでおにぎり2個買って、卓上カレンダーもらいました。
■旧3部作以降、ファンとの間に出来た溝
エピソードⅣ~Ⅵの「旧3部作」は、僕は後追いで経験しました。僕のリアルタイムの中でのスターウォーズ関連の話題として思い出されるのは、やはり1999年から始まったエピソードⅠ~Ⅲの「プリクエル作品」を巡るファンのてんやわんや騒ぎですね。
当時は大きく宣伝もされてたし、普通に映画を観る感覚でスターウォーズと接してましたね僕は。そんなに思い入れは無かったです。そんな僕のプリクエルの印象はⅠ~Ⅱはやはりぱっとしなかったものの、Ⅲ(シスの復讐)は、旧3部作を予め観ていたこともありグッとくるものがありました。
まあそのぐらいの熱でした。そんな中でこの作品(製作側)とファンの間で起きている「異常」ともいえる騒動は「なぜそこまで?」と思いつつも、興味深かったです。
これは2010年に公開された『ピープル vs.ジョージ・ルーカス』の中の1場面で、エピソードⅠに関する説明をした動画です。
https://www.youtube.com/watch?v=CxbPybTg08E&start=180
エピソードⅠ開始直後のアメリカの劇場の様子。「A long time ago in a galaxy far,far away....」の文字が映しだされた時のファンたちの興奮。そしてジャーン!と同時に「STARWARS」のロゴが登場で爆発する大歓声。すごいです。まるでライブ会場ですよね。どれだけ楽しみにしていたんでしょうか。そんなに好きなんだ・・・って羨ましくなってしまいます。しかし、『ピープル vs.ジョージ・ルーカス』本編を観ればわかるのですが、彼らの様なコアなファンにとってエピソードⅠ~Ⅲのプリクエル作品は決して満足いくものではなかったようです。っていうかかなりボロクソ言ってますね(笑)
そして、追い打ちをかけるように「特別編」の名の元に行われた改変。中でも有名なのはこれですね。
https://www.youtube.com/watch?v=XkDO2UxX4Lo&start=199
「Ⅰ~Ⅲは俺の中ではなかったことにしている」というファンにとって、若き日のアナキンは「お前誰だよ!」ってことでしょう(笑)。
このお方は行き場のない苛立ちを教えてgooにぶつけてます。
世界中が熱狂した、4から6(6は公開時は結構バッシングがあったみたいです、イウォークらへんで)の旧3部作以降、ルーカスは発達するテクノロジーに身を任せるように改変を繰り返し、結果、物語としてつじつまが合わなくなってしまい、ファンからも見放された。というのが現在の状況でしょう。
■でも!7は期待大!
・JJはファンをレペゼンするはず!
「観た人の人生を変えてしまう」と言われ、ファンの声(影響力)がこんなにも大きくなってしまったカルト作品ですから、監督を引き受けるには大きなリスクがあると思います。何より生みの親のルーカス自身の映画監督としての人生がスターウォーズのおかげでいびつなものになってしまってるわけですから。
それでも引き受けた理由が、JJの「スターウォーズ愛」なのであれば・・・いや、そう信じたい、彼がファンを代表して作ってくれるなら「成功」は間違いないです!
・ここまでの予告編
これが第3弾ですね。
チューイ、ハン・ソロ、レイア姫は確認できます。劇場で観た時、最後の「STAR WARS」の文字で危うく泣くところでした。恐らくこれで最後の予告編でしょうが、この物語で重要なカギを握るであろうルーク・スカイウォーカーが、ちゃんと確認できませんね。が、ここをネガティブに捉えてるファンはいないようです。ファンは予告第2弾の最後にハン・ソロとチューイが登場した時点から現在まで、ガン上がり状態なのですから。
https://www.youtube.com/watch?v=DT6zWPjyOmY&start=180
wwwww。
「予告には出てないたくさんの秘密が本編で明らかになる!」僕もそう解釈してますし、期待は膨らむばかりです。
・旧3部作が「スターウォーズ」だ!
そしてなんとも頼もしい(笑)以下の記事。JJの親友であるサイモン・ペッグが『フォースの覚醒』を踏まえつつプリクエル3部作をバッシング!これは皮肉にも今回の成功を予感させますよね!(笑)
ファンは色んな情報で一喜一憂するわけです。僕も最近は、気づいたらスターウォーズのことを考えてしまいます。 「スターウォーズは始まるまでが楽しい(始まってしまったら終わり)。」という、皮肉がこもった言葉をついに覆す時が来たんじゃないでしょうか!12月18日、はじめて(!)ファンの期待にこたえる形で新たな歴史をスタートさせてくれると思います!