shinkato vs. the world

日記とかを不定期に書きます。

『アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン』

2015/7/5(Sun)@TOHOシネマズららぽーと横浜(3D/吹替)

<あらすじ>

アイアンマンとして人類の危機を何度も救ってきた実業家で発明家のトニー・スターク(ロバート・ダウニーJr.)は、アベンジャーズの限界を誰よりも知っていた。もし自分たちの手に負えない敵が現れた時、誰が愛する人を守るのか。そんな恐れを抱えていた彼は禁断の平和維持システム、人口知能“ウルトロン”を起動させる。だがそのウルトロンが選択する究極の平和とは、平和を脅かす唯一の存在=人類の抹消を意味するものであった……。人類滅亡の危機にアベンジャーズが再び結集。しかし、人知を超えたウルトロンを相手に彼らは為すすべもなく、苦しい闘いを強いられる……。(MovieWalkerより)

<スタッフ>

 監督:ジョス・ウェドン
 脚本:ジョス・ウェドン
 原作:スタン・リー 、 ジャック・カービー
 エグゼクティブプロデューサー:ビクトリア・アロンソ 、 ルイス・デスポジート 、 ジョン・ファヴロー 、 アラン・ファイン 、 ジェレミー・レイチャム 、 スタン・リー 、 パトリシア・ウィッチャー
 製作:ケヴィン・ファイギ
 撮影:ベン・デイヴィス
 プロダクション・デザイン:チャールズ・ウッド
 音楽:ダニー・エルフマンブライアン・タイラー
 編集:ジェフリー・フォード 、 リサ・ラセック
 衣裳デザイン:アレクサンドラ・ビルヌ
 キャスティング サラ・フィン 、 レグ・ポースコート・エドガートン

<キャスト>

 トニー・スターク/アイアンマン:ロバート・ダウニー・Jr.
 ソー:クリス・ヘムズワース
 ブルース・バナー/ハルク:マーク・ラファロ
 スティーブ・ロジャース/キャプテン・アメリカ:クリス・エヴァンス
 ナターシャ・ロマノフ/ブラック・ウィドウ:スカーレット・ヨハンソン
 クリント・バートン/ホーク・アイ:ジェレミー・レナー
 ニック・フューリー:サミュエル・L・ジャクソン
 ワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチ:エリザベス・オルセン
 ピエトロ・マキシモフ/クイックシルバー:アーロン・テイラー=ジョンソン

<公式サイト>

 http://marvel.disney.co.jp/movie/avengers.html

予告編。

日本版予告編で使われてるWRETHOV (レトブ)の「In Memories」貼っときます。煽る煽る。

★☆☆(8点)

間違って吹替で観てしまった‥。こんな間違えしたことないのに‥。頭痛の影響でしょうか。今回スカヨハがかなり人間的な側面を出してきててすごく良かったので、その一部分をとっても字幕(あのハスキーな生声)で観た方が良いですよ。トニー・スタークの声も馴染めなかったなあ。ただ軽口叩き続ける男みたいで声に苦悩が感じられない。

壮大です

マーベル・シネマティック・ユニバース

マーベル・シネマティック・ユニバース(Marvel Cinematic Universe)は、マーベル・スタジオが製作するスーパーヒーロー映画作品が共有する架空の世界である。これまでに公開された『アイアンマン』、『インクレディブル・ハルク』、『アイアンマン2』、『マイティ・ソー』、『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』、『アベンジャーズ』、『アイアンマン3』、『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』、『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』、 プリプロダクション中がこの世界を舞台としている。(ウィキペディアより抜粋)

 

っていう前置き。そして。

人類の分類

MCUまったく観たことがない人

MCU観たことがある人 → 原作(コミック)も映画も全て抑えてる人

                                   → 原作は未見だが、映画は全て抑えている人
                                   → 一部のヒーローの映画は抑えている人
                                   → 一部のヒーローと『アベンジャーズ』を抑えている人 ※俺
                                   → 『アベンジャーズ』の映画のみ抑えている人

 ・・・とか色んな人がいるわけですが、製作するにあたり、ターゲットを赤と青どちらかに絞った方がうまくいくのがセオリーかと思います。全人類のハートを掴むなんてバカなことはまず考えない方が良いっていう。が!MCUの世界は、どうやら本気で、真顔でそこ狙ってますね。今回の『アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン』を観て、その途方もない野望がひょっとしたらひょっとするかも?ってドキドキしてしまいましたよ!!

二兎追って二兎得ちゃってます

まず、全くMCUを観たことが無い方へのアプローチとして、予告編が最高にあがるんですよね。

 ・アベンジャーズ史上最大の敵「ウルトロン」が現れる

 ・「AIを扱うことの倫理的な問題」っていう実際の世界にも存在しうる問題を提示

 ・例によってトニー・スタークが苦悩する。そして決断のセリフ

・・・っていう、シリーズの中でも本作が最大のクライマックスであるかのような構成で作られてます。そして映像、何といってもコレですよねコレ。

f:id:shinkato109:20150706001816j:plain

ヒーロー&ヒロインたちが各々で「どこから見られてるか、一番カッコよく見えるポジショニング&ポーズは何か」を完全に意識してのフォーメーション!横スクロール世代感涙のこの瞬間を大画面で観たい!って思うでしょこれは。

・・・で、実際に興行成績は過去作を更新し続けてますから、ハイまずは新規顧客をゴッソリ獲得成功ってことですね。

 では、既にMCU作品を観たことがある青色の人たちにとって本作はどう映るか・・・。やっぱり新規の人たち以上に楽しめるんですよ!例えば、本作のオープニングは『キャプテンアメリカ/ウィンターソルジャー』のエンディング後場面の続きからっていう常連客にとっては最高の導入だったりするし、劇中は過去の話を要所で踏まえ、更に今後の伏線をキッチリ張り、そしてエンドロール後に現れるあいつは・・・!!!!みたいに 文字通り最初から最後まで目が離せないんです。しかも新規の方はその「常連にはたまらないポイント」に違和感を感じないように出来ていて、更に本作の話の核となる部分は新規/常連関係なく同じ感情でのめり込める(今回は「人間」ホーク・アイとブラック・ウィドゥかなやっぱり)っていう。とにかくほんと良く出来てますよ。

今後も楽しみでしょうがないです

個人の感想としては、自分で起こした問題を自分で解決して、なんだかなあ的な部分もあるのですが、それでも「犠牲者を出してはいけない」というヒーローの大前提を頑なに遂行しようとする様だったり、各々が持つ「アベンジャーズはどうあるべきか論」をぶつけ合うシーンはやはり熱くなりますし、前作以上に各キャラクターの個性が十分に発揮されているところは良かったです。そしてやはり今後への伏線、特に来年公開予定『キャプテン・アメリカ/シビルウォー』への伏線と思われるトニー・スタークとスティーヴ・ロジャーズの薪割りシーン、ざわつきましたよ胸が。今後が楽しみでしょうがないです。『ハルク』とか観てないのがまだあるので万全にして次回作に備えようと思います。

 

P.S.スターウォーズEP7の予告、初めて観ましたよ(^O^)

 

<参考>

 『キャプテン・アメリカ/シビル・ウォー』はマーベルヒーロー大進撃!新情報&噂まとめ - AOLニュース