ワイルド・サイドを行け!
その感じ方は例年通りでありながらも、やはり「1月がもう終わってしまった」と口に出してしまう最近だが、それを何年も繰り返し、気が付けば人生も後半のページ、なのに未だ半端なステージ、時にゃ手痛く食らっちまうダメージ、まるでいつか使う予定のマイレージ、みたいにひたすら溜め込むデカいイメージ…と「ONCE AGEIN」してしまうくらいのゆるい感じが今の時間帯なのだが、明日からの(最近特に)慌ただしい日々を思う憂鬱の浸食がそろそろ始まるのだ(-.-)
先日観た『ザ・ウォーク』は109シネマズグランベリーモール(南町田)でIMAX3D鑑賞したのだが、初めて自分に向かって飛んできたものをよけてしまった。「うわっ」って首を振って目をつぶり、我に返った時の恥ずかしさ、思わず周りを見渡すっていうかっこ悪さ(笑)立体的に見えるだけでなく、まさにそこに自分がいる感覚。IMAXは上映が始まるときに「もう他では観れない!」的な胡散臭いCMが掛かるが、今、まんまと同じ気持ちだ。
肝心の中身だが、予告の時点で100%中身がわかってしまってるこの話を、作品として観客の興味を持続させ、堂々たる作品として成立させたのは視覚効果よりも、ジョセフ・ゴードン=レヴィットの演技力が大きいと思った。しなやかな身体バランス、豊かな表情、軽いノリの中にも芯のある行動。実在した「フィリップ・プティ」像を見事に自身と重ね合わせたと思う。特に表情の豊かさに関しては、ロバート・ゼメキス監督は彼に若き日のマイケル・J・フォックスを見たのではないだろうか?
最後、色々遊び過ぎじゃない?捕まるのは想定内なのでは?とか思ったけど、フィリップは達成すること(結果を残すこと)が生きがいなのではなく、綱の上にいる時こそが「生」を実感する最高の瞬間なんですね。出来るだけ長くそこにいたかったっていう。観ている僕は「いいから早くやめろ!もういいよ!怖いって!おかしいだろ!」って勝手にそわそわした感じで、それは心底映画を楽しんでいるのか、作品自体に対するマイナス印象なのか、自分でもわかりません笑
しかし、1月~3月は「これぞ映画」的な大作目白押しでうれしいな。立て続けに観る時は、割引とか注意しないと簡単に1本分損したりする。
■TOHOシネマズららぽーと横浜
・駐車場
平日無料
土日でも鑑賞で4時間無料
■TOHOシネマズ上大岡
・駐車場
割引無し
■109シネマズグランベリーモール
・駐車場
鑑賞で2時間無料(但し、ポイント鑑賞だと無料にならない)
・IMAX
ポイント鑑賞不可
関係ないけど、これかっこいい!