shinkato vs. the world

日記とかを不定期に書きます。

傑作乱立の1月~3月とか

昨年から支社の敷地に配送センターを立てており、3月中旬に竣工で工事がいよいよ佳境なわけだが、昨日は既存センターから新センターへ引く光回線の配管工事の立ち合い。スマホを見たら12000歩も歩いてましたよ。昨日は外気温が高く、既存庫内(冷蔵)と外との行き来は汗かいたり寒かったりでなかなか身体にきますね。年だから。新センターでも、現状稼働中の庫内システムを動かすために、約300mのぶっとい光回線を天井からだったり下からだったりエイサエイサって通していくという、まあ地道な作業をほぼ丸一日見ていたわけだが、つまらないと思いきやで、工事の作業の方々の会話を聞いていると次第に次の工程が予測できたり、問題が見えてきたりと、何もないところからシステムを導入するということはこういうことだよねという意味で、今まで経験のないところに立ち会えて勉強になった。

 

で、今日は本社停電対応(またですよ…)。昼過ぎに終わって、今日は14日なのでTOHOシネマズで『スティーブ・ジョブズ』を1100円で鑑賞。


映画『スティーブ・ジョブズ』予告編(90秒版)

まがいなりにもITに携わっている人間として、こういうのは必ず観るわけですが、ここ数年では『ソーシャル・ネットワーク』『her 世界に一つの彼女』とか、ジョブズが亡くなった直後の『スティーブ・ジョブズ』とか…でしょうか。あ、あと『黄金を抱いて飛べ』の桐谷健太さんのSE役も、描写はともかく役どころとしては良かったな…みたいな感じだが、それらと比較しても今回の『スティーブ・ジョブズ』は専門的描写の違和感を全く感じない点が良かった。それは舞台設定が限定されているのと、ジョブズ自身の人間性がクローズアップされ、彼の功績の描写はほぼ無しという点が大きい。でもそれは、ある程度の脳内補完が必要でジョブズのことをご存知ない人は、鑑賞は厳しいとも言えるだろう。でもですね、ジョブズのことをざっくり知っている(ウィキペディア程度)人にとってはちょいちょい出てくるキーワードで熱いものを感じるだろうし、たたみかけるような会話にのめりこむこと間違いないです。「あんなにスマートなデバイスを作った人の、あんなにスマートでない人生」っていうのが見どころでしょう。安定のケイト・ウィンスレットもやっぱり良いです。本作はジャンルで言うと『フォックス・キャッチャー』的な<現実でそばにいたら最悪な奴だけど、映画で見るとなんで泣けてしまうんだろうモノ>に属しますね。やはり僕は大好きです。

 

それにしても、今年は今のところ『イット・フォローズ』『ブリッジ・オブ・スパイ』『ブラック・スキャンダル』『ザ・ウォーク』『オデッセイ』『死刑台のエレベーター』『キャロル』『スティーブ・ジョブズ』の8本観てますが、まーどれも傑作で、やっぱり年初ってアカデミー控えてたりするから良いのが掛かりますね(*´▽`*)それぞれで思う事あるけどじっくり書けるものはおいおい書いていくとして、現時点では『オデッセイ』『キャロル』の2つが僕はかなり好きでした。この全く違う2作、以外にも共通点がありました。これ。 


Abba - Waterloo

 

今日は鑑賞後、なんとなく疲れのようなものがあり、良いもの食べないとと思って鑑賞後にトンカツ食って帰宅。そして月曜がまた始まるっていう…(-.-)でも今週は真ん中に連休をとったのでまず明日と明後日がんばろう。