shinkato vs. the world

日記とかを不定期に書きます。

2016(笑)

新しい年にもなったし、また少しずつ更新していければと思います。最後の更新が2016年5月22日だからもう1年半も放置してたわけですね。その間に俺は40代に突入し、ゴルフという新しい趣味を獲得し、映画を相変わらず観て、会社に振り回されながら仕事をして、という感じでした。

まず更新しておくべきなのに出来なかった「2016年俺が観て好きだった映画ランキング」を発表しておこうとしましたが、今更もう比較出来ないので、観た一覧とフリースタイル感想(記憶だけで書くので間違ってると思います)を記録しておきます。どこよりも遅いです!

 

・オデッセイ(これが1位かもな。。大好きだし人に勧めるならこれ)

スティーブ・ジョブズ(天才って裏切る時そういう自覚ないんだろうなって思った記憶がある)

ブリッジ・オブ・スパイ(ここにきてトムハンクス最高傑作でしょって思った)

・キャロル(50-60年代を当時風に撮りつつ、最新技術でアップデートしているのに感心しつつケイト・ブランシェット美しい)

・ヤクザと憲法(あの子分、今どうしてるだろう。。)

・マジカルガール(不思議なんだよなとりあえず)

リリーのすべて(テレビでカバちゃん見るたびに思い出す)

・さざなみ(オープニングのスライドの音は忘れられない。。)

・牡蠣工場(ただ撮ってるだけなのに面白いんだよな。や、ただ撮ってるだけじゃないんだよな)

・レヴェナント 蘇りし者(熊vsデカプーの大迫力は劇場で観てよかった)

・シビル・ウォー キャプテンアメリカ(マーベルで一番好きかも)

・海よりもまだ深く(歩いても歩いてもを彷彿させる)

デッドプール(ディズニーになっても下衆さはキープして欲しい)

・ヒメアノ~ル(森田くん最高。もっと評価されるべき)

・グリーンインフェルノ(現代社会に汚された人間に喝を入れる映画)

・シング・ストリート(これも良かったなーサントラ2016ナンバーワンですね)

シン・ゴジラ(会話劇としても最高。最終形態の途中が気持ち悪くて良い)

七人の侍(TOHOシネマズ午前10時の映画祭。こりゃ世界に通用するわって感じ)

・何者(ヒリヒリしてて最高っていう一方でこういう時代は俺は過ぎたんだなというなんとなく寂しい感じ)

・スポットライト 世紀のスクープ(渋めのアカデミー作品賞)

ローグ・ワン(SWシリーズでも結構好きなほう。見上げると自分が人生かけて作ったデススターが。。ってとこ、サラリーマンとして泣ける)

・ドントブリーズ(じじいの変態っぷりが怖くて最高)

・イット・フォローズ(結局何なんだ?って思いつつ、十分怖がった)

サウルの息子(娯楽としてではなく、ドキュメンタリー的な怖さ)

・日本で一番悪い奴ら(終盤の綾野剛の鼻水は泣ける。彼は意志とは無関係に人生を全力で駆け抜けている。)

・AMY(ドキュメンタリー部門1位)

・後妻業の女(大竹しのぶのビッチ具合にクラックラきますよこれは)

・怒り(壁の「怒」って字がきれいすぎるのが大分気になった)

・SCOOP!(何でも出来ちゃうんだな福山雅治。ホテルで斎藤工と撮られたあの女性が後にすごく気になってしまうことをこの時の俺はまだ知らない)

・ケンとカズ(韓国ノワールに負けてない嬉しさがあった)

この世界の片隅に(食事を作るシーンがなんとも印象に残る)

死刑台のエレベーター(TOHOシネマズ午前10時の映画祭。まったく色褪せない傑作)

 

・ヘイトフルエイト(シチュー美味しそう)

・サウスポー(ジェイク・ギレンホールに心酔してた時期なので存分に楽しんだ)

・オーバー・フェンス(ラストが若干物足りなかったかな)

ザ・ウォーク(IMAX3Dで結構ドキドキした)

・聖の青春(対局の後の感想言い合いっこはこの作品で知った。東出君の羽生最高)

戦場のピアニスト(TOHOシネマズ午前10時の映画祭)

ディーパンの闘い(ヘビーな内容と対比した鮮やかな色彩のオープニングクレジットかっこよかったと思う。)

・マネーショート(これは面白かったんだよな。。でも記憶無い。。)

・ルーム(脱出のくだり結構突っ込みどころあったと思うが最終的に気にならなく傑作)

・太陽(2017ブレイクスルーの入江悠監督作品これはこれで世界観が好き)

ブラック・スキャンダル(ジョニー・デップのハゲは必見)

・ロブスター(独身には沁みる)

アイアムアヒーロー(あの勇気を振り絞ろうとするシーンは発明だし感動した)

君の名は。(「今がいつなのか」っていうのに苦戦した。)

・64 ロクヨン 前編(後編観なかったということはそういうことだろう)

バットマン vs スーパーマン(こんな夢のカードなのに忘れた。。)

・蜃気楼の舟(ちくま監督の期待値が高すぎてキョトンとなってしまった)

マクベス(思ったより楽しめたなーって思った記憶あり)

闇金ウシジマくんPart3(記憶ない)

・FAKE(嘘なのか本当なのかはもういいとして嫁がかなり気になるっていう)

ぼくのおじさん(俺ももしかしてこういう感じなのかと若干不安に)

 

って結構頑張って一昨年の映画のこと思い出してるの、世界中で間違いなく俺一人だろうな。

GWに観た映画

GWは3本観ましたよ。

まず『レヴェナント』。


映画『レヴェナント:蘇えりし者』特別映像

いやー映像最高。なんたって「レオ vs 熊」戦でしょうね。予告編で少しだけ見せてましたが、フルサイズ(数分ですが)見届けるだけでこの作品は1800円以上の価値がりますね!GWの浮かれカップル2組に挟まれて観ていた俺が気づけば前のめり状態。それに気づいたとき若干恥ずかしかったってくらい最高でした(?)

ストーリー展開は若干突き抜けなかった気がします。「ネイティブアメリカンと狩猟チームの対立」の背景を序盤で大々的に描写しているのですが、この物語自体は狩猟チームの内紛がメインなわけで、ネイティブアメリカンが要所要所で関わってくるとは言え「個対個」のクライマックスは尻つぼみにみえたかなと。最後ちょっと不思議なとこあったし。

アカデミー主演男優賞は「ディカプリオの演技が獲った」わけではないですねこれは。「この役をやった(やれた)人が主演男優賞」に「デカプー今まで獲れてないし」がアドバンテージになって決定したのかなあみたいなことを妄想。ま、ダチョウ倶楽部級の身体の張り方は圧巻でしたよ。『マッドマックス怒りのデスロード』のマックス登場シーンばりの「手づかみ→即食い」は本当にやってるのかなあ?

 

そして『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ


チーム分け紹介『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』4/29(金)全国ロードショー

公開前から「スパイダーマン出んのか!」とか「チーム分けどうなる??」とか話題が尽きない本作でしたが、僕は公開数週間前にこのフィギュア画像を目の当たりにし、かなりテンション上がりましたよ。

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すごいK.U.F.Uですよ!!(笑)ホークアイアントマン。別々のヒーローであることを忘れてしまう程のこの連携プレー!考えた奴エラい!

みたいな感じで、かなりハードル高い状態で鑑賞に臨みました。が!やってくれましたね、ほんと最高でした!今年暫定1位かな!これは!

散らかしまくったマーベルヒーローたちをこんなにも上手くまとめ上げるとは…だし、整合性をとるだけじゃなく、上の画像然り、個々のヒーローにプラスアルファの面白さを足してくるんですよね。アントマンは↑の他にもすごいのがあって超うけました。

そしてなんと、ここへきて未だに一見さんウェルカム状態っていう。これがMCUデビューな方たちも、楽しめる+他MCU作品への興味も沸く出来でしょう。まあアイアンマンシリーズどれかと、キャプテンアメリカ/ウィンターソルジャー観てれば安心。

『国家を守るヒーローたちを監視するのは?』というテーマはやはりつい最近の『バットマン vs. スーパーマン』と比較してしまいますが、比べ物にならないくらいこっちが好きですね。だって面白いんだもの。

そしていよいよ2018-2019でしたっけ?『インフィニティ・ウォー』2部作に向けてクライマックスなわけですが、次にキャップがどんな形で登場しようが俺たちは泣くに決まってる!っていう形で終わらせているのがほんと盤石っていうか何て言うか。とにかく恐ろしくなってしまう程面白いです。

 

あと、意表をついて『ローグ・ワン』の予告がかかったのも嬉しかった。一瞬SW脳に戻り「あいつ誰だ?」ってざわついてしまい本編開始時の頭の切替が大変でしたが。


『スター・ウォーズ』スピンオフ!『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』予告編

 

そして『アイアムアヒーロー』!


「アイアムアヒーロー」予告

日常の風景からのゾキュン現るの展開はスリリングでしたし、スプラッタ描写の振り切りっぷりは文句なし。海外作品と比較しても遜色ないゾンビ映画でしたよ。

大泉洋のマイペースな感じも良い印象でしたし、他の役者陣の演技自体は悪くなかったのですが、ゾキュンが現れてからのみなさんの行動に数多く違和感を感じましたね。脈略というか動機づけというか。特にショッピングモールの上にいる連中の何かを真似ているかのような嘘くさい感じが嫌でした。ヒロイン2人にももう少し見せ場があっても良かったのに!まあ原作未読なので、読んでいたら理解できることもあったのでしょう。

 

スクエアを保つことと『牡蠣工場』

ロブスター』では、結婚強化合宿の舞台となるホテルにおいて、カップルが成立した人たちはテニスコートを利用出来るのだが、まだ単身の人は使えないんですよね。そして単身者が許される運動はスカッシュとゴルフなんですよ。

僕はスカッシュをたまにやるのですが、実はゴルフも始めようと思い、今年頭くらいから打ちっぱなしに通ってます。そんな状態で『ロブスター』のそのくだりを目の当たりにし、まあドキドキ(自分が心配っていう方の)しました。

保土ヶ谷バイパス沿いの「横浜スパークゴルフ」に自分で持っている7番アイアンのみを握りしめて(周りを見渡してもそんな人いない)行っているのですが、まったく上手くならないです。いや、上手下手という言葉を使うことすらおこがましい、まっすぐ飛ばないです。それでもごくたまに、綺麗にまっすぐ飛ぶ時があってそれがすごく気持ちいいんですよね。教えてくれるおじさまが会社にもいるので、投げ出さずに続けてなんとか今年中にコースデビューできないものだろうか。貧乏なくせになぜこんなことしてるんだろうと、ふと思ってしまうこともありますが、まあやってます。新しいことをやるのはなんか良いですね。因みに唯一保有している7番はゴルフパートナーの会員になると1本中古が貰えるっていうやつでゲットしました。

www.golfpartner.co.jp

 

 

あと日曜、『牡蠣工場』@ジャック&ベティ行きましたよ。


岡山県のあるカキ工場を活写したドキュメンタリー!映画『牡蠣工場』予告編

やっぱり面白いですねー、想田観察映画は。解釈の自由度が高いんですよね。劇映画、今年で言えば『マネーショート 華麗なる大逆転』を観ているときの「答えを追いかける」みたいな感覚は無く、映っているものに対して自分が何を思うかを楽しむというか、上映時間中は普段使わない脳をフル回転している気がします。

今回で第6弾、全部観てるけど、比較は難しいことを前提としても今作はかなり好きです。名場面多いですよ今回。台所での若妻のインタビュー、奇跡の人命救助映像、会話が難しい中でのコミュニケーション、父と後を継がなかった息子との間の空気、とか。コメディとしても楽しめるし、見所満載。しかも今回は想田監督、いや想田監督夫妻(!)が結構登場していて、なんともチームワークが最高なんですよね。「しろちゃん、だめ、しろちゃーん、しろちゃーん、しろちゃーん、しろちゃんだーめ、しろー、だーめ、しろばいばーい、しろだめばいばーい」と縁側の窓を閉め、振り返ると玄関の戸が開いてるのに気づき、急いで閉める。っていうこのくだりを2回やるとこ、大好きです。

 

明日も午前中スパークします。世の中的には、プリンスとマエケンですね。まだ若いのに…。

 

作品賞妥当ですねこれは。

明日は休み。さっき帰宅し、風呂に入り、今は若干興奮してるのを落ち着かせてるが、すぐには寝れないので、あと1時間でフリースタイルダンジョンだしとか考えながらキーボードをカタカタしてる。

 

興奮の原因はですね、観てきましたよ『スポットライト 世紀のスクープ』。


映画『スポットライト 世紀のスクープ』予告編

僕の中では『マネーショート 華麗なる大逆転』同様「これがあーで、あれがこーか、みたいに頭をフル回転させて楽しむ」系の作品でした。次々展開する物語を必死に追いかける自分の脳は、次の展開を無意識で予測するわけですが、『マネーショート』の方はその予測に対して若干の寸止め感がありました。まあドラマ性を期待してしまう自分に対し、そこまでいかないという点は、「華麗なる大逆転」という邦題アンマッチによる先入観問題もありますし、「勝者不在」という描写はリアリティという意味で評価すべき点なのですが、観終わったあとのスッキリ感はやはりイマイチになるでしょう。

 

一方で『スポットライト』こちらも事実に基づいた作品でリアリティが求められるわけですが、謎が次々と明かされていくスリリングな展開はまさにドラマチックであり、しかもリアリティ路線から逸脱しない、まあ素晴らしかったですよ。

 

地味に2年連続アカデミー作品賞に出演してるマイケル・キートンをはじめとするスポットライトチームの熱い行動を通して、日本人には考えにくいこの題材をすんなり理解させてくれるし、同時に衝撃的な事実を知ることになるっていう話の運び方の上手さに何度もゾクゾクしました。

 

そしてやはり「あの時出来たのに、やらなかった自分への後悔」ですね。ここが僕には最も響きました。「正しいことする為に戦う」とか、誰にでも思い当たるであろうテーマが普遍性をもたらしている。つまり事実の描写のみに終始しておらず、あくまで映画としての楽しさも備えているんです。

 

アカデミー作品賞を絶賛してしまうのは大勢に飲み込まれた感じでなんとなく悔しいですが、文句なしで最高でしたし、これを選んでくるアメリカの懐の深さについて考えざるを得ない、そんなマスターピースでしょうこれは!

 

ダンジョン始まった。晋平太チャレンジャーになるのか!

いよいよディカプリオ

いやー、全然更新してませんでしたね。仕事は年度末から新年度にかけて、メンバーが減ったり、イベントが重なったりでてんやわんやでしたが、ヒヤヒヤしたりしながらもまあ楽しくやれました。これで一段落かと思いきや、もう新たなミッションがあったりして、まあ仕事をいただけるのはありがたい話です。調子だけはこかないように、また新たな気持ちでやっていきますか。

前回更新で『スティーブ・ジョブズ』に触れてますが、それ以降も忙しさに負けず(戦っているわけでもないですが)結構観ましたよ。あ、あと以前から映画.comのアプリは使ってましたが、観終わったが簡単に書くことにした。ま、これも続くかわからないけど。

 

eiga.com

 

アカデミーノミニーが続々上映され、予想通り面白い作品ばかりでしたが、今このタイミングで最も気になっていているのはやはり「ディカプリオ、本当に主演男優賞たる演技してるんだろうな」の件ですね。


映画「レヴェナント:蘇えりし者」坂本龍一さん音楽版予告

うん、確かにすごそう。

でもですね、『リリーのすべて』のエディ・デッドメイン、やばかったですよね?


映画『リリーのすべて』予告編

観てから結構時間経ちましたが、鮮明に思い出すことができますよあの振り切った演技は。

あと、ノミニーじゃないけど『ルーム』のジャック君(役名ですが)。


映画『ルーム』予告編

彼が最年少(調べてないので違うかもですが)主演男優賞取ってたとしても、納得でしたよ僕は。かわいすぎる。主演女優獲ったブリー・ラーソンの演技は彼が引き出したと思いますよ!

 

主演男優ノミニー作品で残るは7月公開の『トランボ』、そして真打ち『レヴェナント』。ま、ディカプリオに対してかなりハードル上がってますね今は。

 

あと主演女優賞に目を向けると、俺だったら『さざなみ』のシャーロット・ランプリングですね。正直、惚れましたよ。作品賞でも良いんじゃないか?って思いました。かなりパンチ効いてて『ブルー・バレンタイン』思い出しました。

 

ま、もう少しで連休だし明日からまたがんばろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

傑作乱立の1月~3月とか

昨年から支社の敷地に配送センターを立てており、3月中旬に竣工で工事がいよいよ佳境なわけだが、昨日は既存センターから新センターへ引く光回線の配管工事の立ち合い。スマホを見たら12000歩も歩いてましたよ。昨日は外気温が高く、既存庫内(冷蔵)と外との行き来は汗かいたり寒かったりでなかなか身体にきますね。年だから。新センターでも、現状稼働中の庫内システムを動かすために、約300mのぶっとい光回線を天井からだったり下からだったりエイサエイサって通していくという、まあ地道な作業をほぼ丸一日見ていたわけだが、つまらないと思いきやで、工事の作業の方々の会話を聞いていると次第に次の工程が予測できたり、問題が見えてきたりと、何もないところからシステムを導入するということはこういうことだよねという意味で、今まで経験のないところに立ち会えて勉強になった。

 

で、今日は本社停電対応(またですよ…)。昼過ぎに終わって、今日は14日なのでTOHOシネマズで『スティーブ・ジョブズ』を1100円で鑑賞。


映画『スティーブ・ジョブズ』予告編(90秒版)

まがいなりにもITに携わっている人間として、こういうのは必ず観るわけですが、ここ数年では『ソーシャル・ネットワーク』『her 世界に一つの彼女』とか、ジョブズが亡くなった直後の『スティーブ・ジョブズ』とか…でしょうか。あ、あと『黄金を抱いて飛べ』の桐谷健太さんのSE役も、描写はともかく役どころとしては良かったな…みたいな感じだが、それらと比較しても今回の『スティーブ・ジョブズ』は専門的描写の違和感を全く感じない点が良かった。それは舞台設定が限定されているのと、ジョブズ自身の人間性がクローズアップされ、彼の功績の描写はほぼ無しという点が大きい。でもそれは、ある程度の脳内補完が必要でジョブズのことをご存知ない人は、鑑賞は厳しいとも言えるだろう。でもですね、ジョブズのことをざっくり知っている(ウィキペディア程度)人にとってはちょいちょい出てくるキーワードで熱いものを感じるだろうし、たたみかけるような会話にのめりこむこと間違いないです。「あんなにスマートなデバイスを作った人の、あんなにスマートでない人生」っていうのが見どころでしょう。安定のケイト・ウィンスレットもやっぱり良いです。本作はジャンルで言うと『フォックス・キャッチャー』的な<現実でそばにいたら最悪な奴だけど、映画で見るとなんで泣けてしまうんだろうモノ>に属しますね。やはり僕は大好きです。

 

それにしても、今年は今のところ『イット・フォローズ』『ブリッジ・オブ・スパイ』『ブラック・スキャンダル』『ザ・ウォーク』『オデッセイ』『死刑台のエレベーター』『キャロル』『スティーブ・ジョブズ』の8本観てますが、まーどれも傑作で、やっぱり年初ってアカデミー控えてたりするから良いのが掛かりますね(*´▽`*)それぞれで思う事あるけどじっくり書けるものはおいおい書いていくとして、現時点では『オデッセイ』『キャロル』の2つが僕はかなり好きでした。この全く違う2作、以外にも共通点がありました。これ。 


Abba - Waterloo

 

今日は鑑賞後、なんとなく疲れのようなものがあり、良いもの食べないとと思って鑑賞後にトンカツ食って帰宅。そして月曜がまた始まるっていう…(-.-)でも今週は真ん中に連休をとったのでまず明日と明後日がんばろう。

 

ワイルド・サイドを行け!

その感じ方は例年通りでありながらも、やはり「1月がもう終わってしまった」と口に出してしまう最近だが、それを何年も繰り返し、気が付けば人生も後半のページ、なのに未だ半端なステージ、時にゃ手痛く食らっちまうダメージ、まるでいつか使う予定のマイレージ、みたいにひたすら溜め込むデカいイメージ…と「ONCE AGEIN」してしまうくらいのゆるい感じが今の時間帯なのだが、明日からの(最近特に)慌ただしい日々を思う憂鬱の浸食がそろそろ始まるのだ(-.-)

先日観た『ザ・ウォーク』は109シネマズグランベリーモール(南町田)でIMAX3D鑑賞したのだが、初めて自分に向かって飛んできたものをよけてしまった。「うわっ」って首を振って目をつぶり、我に返った時の恥ずかしさ、思わず周りを見渡すっていうかっこ悪さ(笑)立体的に見えるだけでなく、まさにそこに自分がいる感覚。IMAXは上映が始まるときに「もう他では観れない!」的な胡散臭いCMが掛かるが、今、まんまと同じ気持ちだ。

肝心の中身だが、予告の時点で100%中身がわかってしまってるこの話を、作品として観客の興味を持続させ、堂々たる作品として成立させたのは視覚効果よりも、ジョセフ・ゴードン=レヴィットの演技力が大きいと思った。しなやかな身体バランス、豊かな表情、軽いノリの中にも芯のある行動。実在した「フィリップ・プティ」像を見事に自身と重ね合わせたと思う。特に表情の豊かさに関しては、ロバート・ゼメキス監督は彼に若き日のマイケル・J・フォックスを見たのではないだろうか?

最後、色々遊び過ぎじゃない?捕まるのは想定内なのでは?とか思ったけど、フィリップは達成すること(結果を残すこと)が生きがいなのではなく、綱の上にいる時こそが「生」を実感する最高の瞬間なんですね。出来るだけ長くそこにいたかったっていう。観ている僕は「いいから早くやめろ!もういいよ!怖いって!おかしいだろ!」って勝手にそわそわした感じで、それは心底映画を楽しんでいるのか、作品自体に対するマイナス印象なのか、自分でもわかりません笑

しかし、1月~3月は「これぞ映画」的な大作目白押しでうれしいな。立て続けに観る時は、割引とか注意しないと簡単に1本分損したりする。

■TOHOシネマズららぽーと横浜

・駐車場

 平日無料

 土日でも鑑賞で4時間無料

■TOHOシネマズ上大岡

・駐車場

 割引無し

■109シネマズグランベリーモール

・駐車場

 鑑賞で2時間無料(但し、ポイント鑑賞だと無料にならない)

IMAX

 ポイント鑑賞不可

 

www.youtube.com

 

関係ないけど、これかっこいい!

www.youtube.com