『007 spectre』
そういえば今年は元旦に『バンクーバーの朝日』を観たんだよな。亀「お前、何かやろうとしているな…」妻「ああ…」このやり取り…一人で過ごす正月に追い打ちをかけるような寒気を感じてスタートした2015。でも2月に我らが入江悠監督の『ジョーカー・ゲーム』で亀が盛り返し、『百円の恋』『セッション』のバッチバチな春先で一気に火が付き、そこからは怒涛の傑作ラッシュ…まー今年は大豊作でしたよね。
という感じで、12月11日にもなると振り返りをしたくなってしまうのが通常だが、それはまだ早いんですよね。スターウォーズもありますしさー、グリードも、完全なる~も気になるし…。振り返るのは元旦まで取っとこう。
ところで、マイホームグラウンドTOHOシネマズららぽーと横浜ですが、気づいたら4DXが導入されてましたよ!
IMAX導入の方がうれしいけど、まあ未体験なので楽しみ。記事タイトルを見る限りではこれもスターウォーズ効果ですかね?いやーそれにしても、スターウォーズ熱は今が最高潮ですね。JJエイブラムス監督が率いて主演キャストが来日し、街を歩くとクロックスだったり、FOREVER21だったり、コンビニだったり、至る所で見かけるキャラクター達…横浜そごうのスターウォーズ展も行かなければ。ヒルズの時よりも展示が多いらしいし…って感じで、いよいよ来週に迫った公開に準備の余念がない映画ファンの皆さまといったところでしょうが!このタイミングで、またしても今年ベスト級の大傑作クロスカウンターを食らってしまいました!
『007 spectre』
2015/12/9(Wed)@TOHOシネマズららぽーと横浜
<スタッフ>
監督:サム・メンデス製作:バーバラ・ブロッコリ,マイケル・G・ウィルソン
製作総指揮:カラム・マクドゥガル原案:ジョン・ローガン,ニール・パービス,ロバート・ウェイド
脚本:ジョン・ローガン,ニール・パービス,ロバート・ウェイド,ジェズ・バターワース
撮影:ホイテ・バン・ホイテマ美術:デニス・ガスナー
衣装:ジャイニー・テマイム
編集:リー・スミス
音楽:トーマス・ニューマン
主題歌:サム・スミス
<キャスト>
ダニエル・クレイグ:ジェームズ・ボンド
クリストフ・ワルツ:オーベルハウザー
レア・セドゥー:マドレーヌ
レイフ・ファインズ:M
モニカ・ベルッチ:ルチア
ベン・ウィショー:Q
ナオミ・ハリス:マネーペニー
デビッド・バウティスタ:ヒンクス
アンドリュー・スコット:C
ロリー・キニア:タナー
イェスパー・クリステンセン:ミスター・ホワイト
ステファニー・シグマン:エストレラ<作品データ>
原題:Spectre
製作年:2015年
製作国:アメリカ
配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
上映時間:148分
映倫区分:G
予告編。ジャージャッ!ジャーン ジャージャッ!ジャーン…アガらない人がいるでしょうか?
★★★★★★★★★★(10点)
◆過去シリーズとダニエル・クレイグの摩擦、その圧倒的回答!
007シリーズの昔からのイメージは「スパイアクション」と「遊び心のある男」という点だと思いますが、ダニエル・クレイグがジェームズ・ボンドになってから、そのバランスがかなりシリアス路線に偏り、長きにわたる007ファンからも「ダニエル・クレイグ版は007ではない」という意見が後を絶たなかったわけですが、その一方で2012年にサム・メンデスがメガホンをとった『スカイフォール』は007ファンに留まらず映画ファンから絶大な支持を獲得し、僕もその中の一人でやはり『スカイフォール』が007の中では一番好きです。
しかしながら、やはり『スカイフォール』の時点では「ジェームズ・ボンド像」にブレがあるように「見えた」かもしれない。「そんなに真面目にやってどうすんだよ、人生楽しまないと。じゃ、これから彼女と約束があるんで。」歴代ジェームズから、ダニエル・クレイグへ向けてそんな声が聞こえてきそうな気もする。
そして本作。スカイフォール派としては正直過去のボンド像と決別が一番安易だと思っていたのだが。過去のジェームズからの皮肉(俺が勝手に想像してるだけですが笑)に対し、圧倒的な回答を提示していました。
その回答とはズバリ「俺はジェームズ・ボンドだ」ってことです。『スカイフォール』の時、ジェームズ・ボンドは苦悩の時期だったのかもしれない。そこを乗り越えた、彼の「人間味溢れる姿」これが物語の随所にありました。それはかつてのジェームズ・ボンドが持ち合わせていた「洒落」に通じるものだったし、それでいて『スカイフォール』から継承されてる肉体的な美しさや躍動感は健在。非の打ちどころが無かったです。ダニエル・クレイグが正真正銘ジェームズ・ボンドであることが証明されたと言って良いでしょう。全てのファンが「彼は007史上最高!」と大手を振って言える時が来たのではないでしょうか!
◆まさかの『スカイフォール』更新 かも
『スカイフォール』を思い出したときに浮かぶものを今回と比べてみると、まずは一番最初に思い浮かぶ、オープニングのアクションからの主題歌の流れ。
(先日、金曜ロードショーで地上波初オンエアされ、「くる…くるぞ…」って期待が高まったその瞬間ばっさり切られたとこ。全編通じてここが一番好きって人、たくさんいますよね!やるならちゃんとやれよ…)
これ以上はないだろうと思ってましたが、今回、恐ろしいことに全くひけをとってないです。いや、むしろアクションの手に汗握る感は上回ってるかもしれません。この時点で、興奮を抑えるのに必死ですよ観ている側は(笑)
あと、敵のボスの登場シーンなかあ。『スカイフォール』は、ねずみの話をしながら椅子に縛られたボンドの元に歩いてくるシルヴァの長回しシーン。あれもじわじわ不気味で最高でしたが、今回もまた素晴らしいんだよな…。「うわっ」意表をついて現れる男がしかもクリストフ・ワルツですからね…。ふぉー!って感じです。
そして『スカイフォール』では抑えられていた女性の活躍。今回ここが飛躍的に伸びてて最高です。しかも「ボンドに関わった女って不幸になるよね」っていうファンの間でも言われているこの説に言及しちゃってます。物語の重要なカギを握る女性の活躍とボンドとの絡み、まさに007なんです。
とかとか、とにかく最高でしたよ!
ぜひ、ダニエル・クレイグ版を復習した上で、観てください!
STAR WARSもうすぐですよ。
いよいよ近づいてきました。12/18(Sat)18:30全国同時上映『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』。何せ、1983年の「エピソードⅥ/ジェダイの帰還(復讐)」から30何年ぶりに物語が前に進むということで、ファンの期待は最高潮に達していることでしょう。僕もチケットは予約しましたし、気持ちは盛り上がってきてます。今日もセブンイレブンでおにぎり2個買って、卓上カレンダーもらいました。
■旧3部作以降、ファンとの間に出来た溝
エピソードⅣ~Ⅵの「旧3部作」は、僕は後追いで経験しました。僕のリアルタイムの中でのスターウォーズ関連の話題として思い出されるのは、やはり1999年から始まったエピソードⅠ~Ⅲの「プリクエル作品」を巡るファンのてんやわんや騒ぎですね。
当時は大きく宣伝もされてたし、普通に映画を観る感覚でスターウォーズと接してましたね僕は。そんなに思い入れは無かったです。そんな僕のプリクエルの印象はⅠ~Ⅱはやはりぱっとしなかったものの、Ⅲ(シスの復讐)は、旧3部作を予め観ていたこともありグッとくるものがありました。
まあそのぐらいの熱でした。そんな中でこの作品(製作側)とファンの間で起きている「異常」ともいえる騒動は「なぜそこまで?」と思いつつも、興味深かったです。
これは2010年に公開された『ピープル vs.ジョージ・ルーカス』の中の1場面で、エピソードⅠに関する説明をした動画です。
https://www.youtube.com/watch?v=CxbPybTg08E&start=180
エピソードⅠ開始直後のアメリカの劇場の様子。「A long time ago in a galaxy far,far away....」の文字が映しだされた時のファンたちの興奮。そしてジャーン!と同時に「STARWARS」のロゴが登場で爆発する大歓声。すごいです。まるでライブ会場ですよね。どれだけ楽しみにしていたんでしょうか。そんなに好きなんだ・・・って羨ましくなってしまいます。しかし、『ピープル vs.ジョージ・ルーカス』本編を観ればわかるのですが、彼らの様なコアなファンにとってエピソードⅠ~Ⅲのプリクエル作品は決して満足いくものではなかったようです。っていうかかなりボロクソ言ってますね(笑)
そして、追い打ちをかけるように「特別編」の名の元に行われた改変。中でも有名なのはこれですね。
https://www.youtube.com/watch?v=XkDO2UxX4Lo&start=199
「Ⅰ~Ⅲは俺の中ではなかったことにしている」というファンにとって、若き日のアナキンは「お前誰だよ!」ってことでしょう(笑)。
このお方は行き場のない苛立ちを教えてgooにぶつけてます。
世界中が熱狂した、4から6(6は公開時は結構バッシングがあったみたいです、イウォークらへんで)の旧3部作以降、ルーカスは発達するテクノロジーに身を任せるように改変を繰り返し、結果、物語としてつじつまが合わなくなってしまい、ファンからも見放された。というのが現在の状況でしょう。
■でも!7は期待大!
・JJはファンをレペゼンするはず!
「観た人の人生を変えてしまう」と言われ、ファンの声(影響力)がこんなにも大きくなってしまったカルト作品ですから、監督を引き受けるには大きなリスクがあると思います。何より生みの親のルーカス自身の映画監督としての人生がスターウォーズのおかげでいびつなものになってしまってるわけですから。
それでも引き受けた理由が、JJの「スターウォーズ愛」なのであれば・・・いや、そう信じたい、彼がファンを代表して作ってくれるなら「成功」は間違いないです!
・ここまでの予告編
これが第3弾ですね。
チューイ、ハン・ソロ、レイア姫は確認できます。劇場で観た時、最後の「STAR WARS」の文字で危うく泣くところでした。恐らくこれで最後の予告編でしょうが、この物語で重要なカギを握るであろうルーク・スカイウォーカーが、ちゃんと確認できませんね。が、ここをネガティブに捉えてるファンはいないようです。ファンは予告第2弾の最後にハン・ソロとチューイが登場した時点から現在まで、ガン上がり状態なのですから。
https://www.youtube.com/watch?v=DT6zWPjyOmY&start=180
wwwww。
「予告には出てないたくさんの秘密が本編で明らかになる!」僕もそう解釈してますし、期待は膨らむばかりです。
・旧3部作が「スターウォーズ」だ!
そしてなんとも頼もしい(笑)以下の記事。JJの親友であるサイモン・ペッグが『フォースの覚醒』を踏まえつつプリクエル3部作をバッシング!これは皮肉にも今回の成功を予感させますよね!(笑)
ファンは色んな情報で一喜一憂するわけです。僕も最近は、気づいたらスターウォーズのことを考えてしまいます。 「スターウォーズは始まるまでが楽しい(始まってしまったら終わり)。」という、皮肉がこもった言葉をついに覆す時が来たんじゃないでしょうか!12月18日、はじめて(!)ファンの期待にこたえる形で新たな歴史をスタートさせてくれると思います!
『恋人たち』
『恋人たち』11/23(Mon)@黄金町ジャック&ベティ
<スタッフ>
監督:橋口亮輔
原作:橋口亮輔
脚本:橋口亮輔
製作:井田寛,上野廣幸
企画:深田誠剛
プロデューサー:深田誠剛,小野仁史,平田陽亮,相川智
ラインプロデューサー:橋立聖史撮影:上野彰吾
照明:赤津淳一
録音:小川武
美術:安宅紀史
音楽:明星
主題歌:明星
<キャスト>
篠原篤(篠塚アツシ)
成嶋瞳子(高橋瞳子)
池田良(四ノ宮)
光石研(藤田弘)
安藤玉恵(吉田晴美)
木野花(敬子)
黒田大輔(黒田大輔)
山中聡(聡)
内田慈(女子アナ)
山中崇(溝口)
リリー・フランキー(アツシの先輩)
★★★★★★★★★★★(10点)
鑑賞後、一番最初に気になったのは、タイトルの『恋人たち』と実際の物語の内容の繋がり。そもそも「恋人たち」という言葉は複数のカップルを言うのだろうか?それとも1組のカップルを「恋人たち」と言うのだろうか?ま、それはこの物語と関連がなさそうなので考えるのはやめるか・・・。とか思いながら公式サイトを観ていたら、「ストーリー」に書かれている最後の一文・・・
それぞれの“恋人たち”は、失ってはじめて「当たり前の日々」のかけがえのなさに気づいていく―― 。
この物語には3人の主人公がいるが、そのそれぞれを「恋人たち」と呼んでいるように読み取れる。が、何か腑に落ちない。「恋人たち」という言葉が持つ瑞々しさだったり無垢な感じだったり。主人公たちにそれが無いわけではないが、彼らにスポットを当てたタイトルなら、『恋人たち』よりももっと適切なタイトルがあったのではないだろうか?
橋口亮輔監督はインタビューの中でこう話している。
3組の「恋人たち」の物語という設定はどこから出てきましたか?
『恋人たち』というタイトルは最初に決めていたものです。3人の人生を描くだけでなく、その周辺にいろいろな恋人たちの姿を織り込みながら、背景にいまの日本の空気が見えてくればいいなと思いました。
これを読んで腑に落ちました。タイトルと物語の繋がりを考えた時、僕が一番最初に浮かんだのは、アツシがあの時に見たあのじゃれあってるカップルでした。主人公たちの周辺に「恋人たち」を置くことで、この映画がより物語としてより鮮やかな色彩になってたと思います。また、恋人たちだけではなく、セリフの中だったり登場人物たちの仕事や置かれている状況で現在の社会で起きている問題だったりを自然な形で表現していて、それは、主人公たちが特別な存在ではなく、世界の中の一部であるつまり私たちのそばに、いや私たち自身であるかも知れないということを、観る側に潜在的に気付かせるようなそんな作りになっているんですよね。
橋梁点検の仕事をして働くアツシ。天才的な耳を持ち、仕事でそれを発揮している。この見た目や形、彼は愛されキャラに成り得る存在なのですが、ある事件をキッカケに周りの人間に心を閉ざしてます。目の鋭さはその事件がキッカケとなって生まれたものでしょう。歳も近いし、やはり僕は彼に強く感情移入しました。
弁当屋のパートをし、夫と姑と3人で暮らしている瞳子(トウコ)。まあとにかく普通の主婦の生々しさが素晴らしいです。有名女優では絶対出来ない演技をしてます。皇族マニア、こっそり少女漫画を描いてる、体に染みついた生活リズムに身を任せるように日々を過ごしてたが、ある日ほんのわずかな変化が訪れ「え?」っと思うほど彼女は流されて・・・みたいな本当にその辺にいそうな人なのですが、気づいたら彼女の行動に目が離せなくなってるっていう・・・。
弁護士の四ノ宮。最も興味深い人物でした。一方から見たら悪魔のような男かもしれないけど・・・みたいな感じ。
ネタバレ無しで書くとこんな感じですか。事前情報無しで観た方が楽しめると思います。僕は『ふがいない僕は空を見た』、『そこのみにて光り輝く』を思い出しましたね。
そしてやっぱり、『恋人たち』というタイトルが醸し出すコントラスト。少し違いますが『ブルー・バレンタイン』を思い出しました。
ジャック&ベティでは、12/18までやってるみたいなので皆さん是非!
ポッキーの日
日曜、今年2回目の結婚式に出席させていただきました。赤坂の日枝神社での和風な式だったのですが、仕事で苦楽を共にする仲間の結婚というのは色々感慨深く、彼の人間性もあるでしょうが、気持ちよく祝福出来ました。初々しい新郎新婦を遠くから眺めながら「それにしても俺、結婚しないな」ともはや他人事のように考えている自分に気づきハッと我に返ったりしました。
仕事の方は11月前半に自分にとって大きなヤマがあったのですが、何とか大きな問題も無くクリア出来たと思う。簡単に言うと、僕らの役割の一つに「ユーザーとシステムベンダーの間に立って、仕様の調整や運用支援をする」というのがあるのだが、夏から秋にかけての運用において、そこがうまくいかず、ユーザーからの信頼を完全に失いかけてたわけです。情シス部門内では、3人(俺と上司2人)がそのプロジェクトに関わっているのだが、正直、自分は「もっとこうした方がいいのに」という考えは色々持っていた。でもそれを実行せず、悪い方向に状況が傾いてたので、もう自分で動いた方が良いなと判断し、ほぼ一人で色々動きはじめました。現場にこまめに顔を出し、情報の共有を徹底する。そしてコミュニケーションをメールだけで済ませない。メールした内容を必ず、顔を合わせて会話するようにした。そのおかげで少しずつ、話を聞いてくれるようになり、一人で動いてやってきたことを先日の会議で、ルールとして全体共有し、まあ今後もしっかりやっていきましょうという形に持っていくことが出来たと思います。立てなおしたことに対し、上司から感謝の言葉ももらったわけだが、今回はちょっと上司としての立ち振る舞いがかなり残念だったな・・・問題の本質がこちら側のコミュニケーション不足であることが本当にわかっているのだろうか?とか思ってしまった。
まだまだ予断を許さないがとりあえずそんなヤマを越えて怒涛の年末に突入していくわけだな。早い。
前回の更新から今日まで映画は3本観ましたよ。
★★★★★★★☆☆☆(7点)
10/20に鑑賞。ウルトロンで、いよいよドロドロしてきたマーベル・シネマティック・ユニヴァースですが、このタイミングでこの新ヒーローは絶妙だな。息抜き感あるし、しっかり面白いし。そしてここでも気になってしまうのが「マーベルと監督とのトラブル」問題が気になるところなんですよね。本作も当初はエドガー・ライトが監督する予定だったんでしょ?実現したら相当アガッたと思いますが、ペイトン・リード版、そんなこと気にならない面白さですYO!
『VISIT』@TOHOシネマズららぽーと横浜
The Visit - Official Trailer (HD) - YouTube
★★★★★★★★☆☆(8点)
この更新の3本の中では一番おすすめですね!シャマランがどうとかより、事前情報無しで観るのが良いでしょう。我慢できないので一言だけ言うとT-ダイヤモンド最っ高です。
ミケランジェロ・プロジェクト@TOHOシネマズ海老名
映画『ミケランジェロ・プロジェクト』予告編 - YouTube
★★★★★★★☆☆☆(7点)
映画としては盛り上がりに欠けてたと思うけど、ケイト・ブランシェットやっぱり好きです。
はい、こうやって、映画の感想がかなり雑になってるわけですが、三角締めさんとか、キッチリ感想を書きあげ続けるブロガーの方々はすごいな。尊敬します。
今年あと何本観れるかな。45本前後になりそう。
2×2
季節の変わり目はほんと色んな服装の人がいますよね。未だTシャツの人の中にダウン的なものを着ているひとが混じっていたり。車通勤をしているとそういうことに気づかないのですが、昨日夜、久しぶりに会社の同世代チームと新橋→横浜で遊び、その時に感じました。僕は厚手のパーカーで汗をかきました。
そして先週は「2」を2本観ました!どちらも最高でしたよ!
『ted2』@TOHOシネマズ港北ニュータウン
★★★★★★★★☆☆(8点)
2013年の1作目から2年ちょっと。待望してましたがその期待を裏切ることなくオヤジクマ最高にかわいかったですよ!今回はガールフレンドと結婚したところから始まるのですが、結婚生活をおくる上でテッドの身の上に起こる様々な障害が起きます。テッドは「持ち物」なのか?「人間と同等」なのか?アメリカ黒人奴隷問題にも通じる骨太なテーマでありながら、本当にかわいい。。テッドと共に戦う親友ジョン、サマンサ弁護士もほんと魅力的でしたし、前作同様に楽しめました!
僕はテッドのダッシュしてるところが大好きですね。ベストシーンは、テッド、ジョン、サマンサが偶然、○○畑を見つけて3人が恍惚の表情をするシーン。
『ピッチ・パーフェクト2』@TOHOシネマズららぽーと横浜
★★★★★★★★★☆(9点)
落ちこぼれ軍団が起こす奇跡の結末・・・大体予測できるけど最高!わかってても泣けるわ!
まずオープニングでやらかして、紆余曲折、バラバラになりかけるがあることをきっかけにチームとして団結していくベラーズ。そしてジャイアント・キリングに挑むラスト。っていう「1」と話の構成がまったく同じですが、やらかし具合だったり、フリースタイルバトルゲームだったり、挑む敵だったり、全てがスケールアップしてますね。
音楽も「1」より好き。サントラ買いますよこれは。
「1」の感想は↓。
奇しくも2作共に「ジャスティン・ビーバー」というワードが出てました(笑)。
秋のマッドマックスも良いですよ
もう10月。今年もあと3カ月で色々せわしなくなってくるが、この感じはそんなに嫌いじゃなく。でも今年はハードになりそうな予感。長い目で見ることが大事だな。その時その時を踏ん張っても持たないので・・・。
世間一般とは異なり、僕は日月の2連休だけでしたが、日曜はTOHOシネマズ上大岡で『ファンタスティック・フォー』観ましたよ。吹替で。
しかし、ちょいちょい寝てしまいました(+_+)彼らがファンタスティックな感じになるまでを前置きと呼ぶには長すぎる尺。バランス悪いなあと思いましたよ。
『セッション』のマイルズ・テラー、『ハウス・オブ・カード』のケイト・マーラ、そして『クロニクル』のジョシュ・トランク監督。期待したけど寝てしまいましたね。。映画秘宝11月号で読みましたが、ジョシュ・トランクのつぶやき騒動(「これは失敗だ」みたいなこと言ってしまって、すぐ消したが、時すでに遅しみたいな)があったみたいですね。ビックバジェット故の「作りたいものが作れない」問題や、抜擢のリスクが露呈した作品となってしまったのでしょうか?まあ、寝てしまったのであまり言えません。
そして今日は・・・
109シネマズ湘南へ『マッドマックス 怒りのデスロード』リバイバル上映行きました。最高であることはわかりきった状態での鑑賞は、ほころびが見えたりするものですが、やはり最高でしたね。
今回気づきましたが、至近距離で銃を撃った場合、耳鳴りがするであろうことは経験が無いにしても容易に想像できますよね。どのシーンだったか忘れたけど、カメラが寄った状態で銃を放った後、キーンっていう耳鳴り音が入ってました。こういうアイディアがたくさん散りばめられているのだから、何回でも観たくなりますよほんと。
そして今回は「一番好きなシーンが本当に一番好きか確認する」っていうミッションが僕にはあったのですが、やっぱり一番好きでした(笑)。後半、満身創痍のフュリオサがイモータンとついに対峙するところ。上映時間2時間の中のこのほんの数秒、いやもっと言うとフュリオサのあの一言に、イモータンとフュリオサの過去を見出すことが出来て、まさにクライマックスなんですよね。しかも、その「過去」というのを我々は知らないんですよ。それなのに何かあったことを想像させるし、こんなに感動できるっていう・・・。
DVDもうすぐでますが、もう一回くらい劇場でみたいですね。
久しぶり
更新を怠ってしまいました。。
前回更新が9/22か。その間、10連勤があったり、部署に中途の社員が加わりそわそわしたり、健康診断でバリウム飲んだり、39歳になったり・・・と、色々あった中でもDVDとか映画観ましたよ!
『さよなら歌舞伎町』
★★★★★☆☆☆☆☆(5点)
DVDで観ましたが、物語の世界に入り込めなかったです。セリフ回しがちょっと‥。ただ!不倫エリート警官カップルの河合青葉のセックスシーンは最高でしたね。唯一惹きこまれました。
『Zアイランド』
★★★☆☆☆☆☆☆☆(3点)
これもDVD。若者のDQN的な描写が本当に観てて辛いのですが、それは俺が若くないからなのかも知れないですね。でもストーリー自体も惹きこまれなかったな。気づいたら仕事のこと考えてて「・・・ハッ」と気づいて話に戻るっていうのを繰り返してました。
『バクマン』
★★★★★☆☆☆☆☆(5点)
10/4(Sun)@TOHOシネマズららぽーと横浜
ジャンプ黄金期世代なので観てみたけどちょっと残念でした。原作は未読なので映画だけの感想ですが、アズキちゃんとサイコー君の関係性がよくわからなかったですね。え、何でお別れしてるの?ってか付き合ってるの?みたいな。そして主人公の2人は、最初から実力あって挫折描写もあるものの結構なトントン拍子に上がっていくように見えちゃったかな。最後の「後々どうなってもいい、今絶対勝つ」的なくだりはスラムダンクの山王工業戦オマージュなのかな?でもそこ頑張らなくてもいいでしょ!って思ったのはやっぱり俺が若くないからなのかなあ。染谷君は良かったですね。
『私たちのハァハァ』
10/7(Wed)@黄金町ジャック&ベティ
★★★★★★★★★★(10点)
これはほんとヤバかったですよ!青春ムービーと言うにはあまりにもむき出し・・・いや、むき出しだからこそ青春ムービーなのではないでしょうか!地方のクリープハイプ大好きな女子高生4人組がライブを観る為にに東京へ向かう。これだけなのに、本っ当に面白すぎます!
みたいな感じですね。偶然全部邦画。
明日は久しぶりの連休。